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外さない柑橘の選び方を教えてください

柑橘類🍊…
美味しいの見分け方、誰か教えてください。

まだ寒さが残る3月、伊予柑を購入しました。よく行く店のポップに“とっても甘い”
とあったので、信じて大袋で買って食べました。
はい。ポップ通りに甘かったです!

これに気をよくして、連続購入。
ハズレなしでした。

季節的には“デコポン”でお馴染みの不知火や、“はるみ”なんて比較的新しい柑橘類もあり、迷う…でもでも、やっぱりハズせないから同じものを買ってました。お値打ちな価格も魅力的でしたし。

それがこの4月半ばに姿を消し、さてどうしたものかと悩んでいたら、見た目は伊予柑より少し大きめ、色は淡いオレンジな“甘夏”を発見。
お値打ちな価格に惹かれ、味の説明は無かったけれど、愛媛県産だしいけるでしょと購入しましたら、あらまぁ大変!めっちゃ酸っぱかったんです。

はい、値段に負けてやらかしました。
柑橘類って、見極めが物凄く難しいんです。

仕方なく『酸っぱい甘夏の食べ方』を調べました。
ネットでは追熟させる、剥いたら砂糖をかける…ジャム、シロップ煮、蜂蜜漬け…など加工をしたほうが良さそうとありました。

私、意を決して『ムッキーちゃん』なる柑橘類専用剥き器を用い、購入した残りの甘夏を剥きました。

この作業、された方はもうご存知ですね、器具を使っても本当に大変な作業です。
まず外皮が硬い。
白い中綿も分厚く硬め、房の薄皮を剥く、これまた煩わしい。
種がいっぱい…爪が痛い、滲みる、このどうしようもできない苛立ちを抱きながら、なんとか作業完了です。
ここからさらに砂糖や蜂蜜を加え煮ます。

でもですね、シロップ煮や蜂蜜漬けなど甘い調味料の力を持ってしても、なかなか取れない、わずかに付いている房の薄皮や筋が苦味を誘発するのですよ。規定量を加えても、追加しても、味見をすると苦味を感じるんです。

これを食卓に出すでしょ、するとね、あからさまに皆の表情が「苦っ」ってなるんです。
もーイヤ!!!

甘くないハズレを買ってきたのは私。
ええ、分かっていますとも。
だからせめて少しでも美味しくと煩わしさと戦いながら加工してるのに、なんだかなぁの味。
私が一番分かっていますとも、なのに食べるだけの皆さん!その対応はどうよ、優しくないじゃぁない?

暴走した思考は、無限ループに突入です。
(手間暇の甲斐なく、残念な味にしちゃってごめんね)

はー、外さない柑橘類の選び方を教えて欲しい。切に願います。

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