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余計なお世話ですが

車で信号待ちしていたら、
ふと右前方、知っている美容院に駐車されていた車のハザードランプが点滅していた。
ボンヤリ眺めながら「誰か気づかないかな…」と見ていた。

信号待ち中、一向に気づく気配なし。
消しにくる人もなし。
「あーあ、バッテリー上がるかも…」
と思わず声に出してしまった。

『おい、自分。そう思ったんだったら行動しろよ。』心のなかでもう1人の自分が叫んだ。

そう、気づいたんだったら、やろう。
やらずに後悔するよりも、やって後悔。
いらんお世話、万歳。
世話焼きおばさんでいいじゃない?

とりあえず、信号が青になり車が動き出し、止まれそうな安全な場所へ移動し、車を駐車させ、美容院へ電話した。

通りすがりのものですが…
そちらにお止めの◯◯車の⚫️色の車のハザードランプが点いてます。
お気づきじゃないようだったので、余計なお世話とは思いますが、一応お知らせいたします。
よろしくお願いします。
ではと電話を切った。

はー、緊張した。
電話は苦手だ。

でも、少しスッキリした気分。
ほんと、自己満足だけど気づいたら動かずにはいられない。

ペイフォワード(Pay it forward)
自分が受けた善意を他の誰かに渡すことで、善意をその先につないでいくこと。 直訳すると「先に払う」という意味。 善意を与えてくれた本人に恩を返す代わりに、他の誰かに(先に)善意を送ることから、日本では「恩送り」とも言われている。

優しさの輪が繋がるといいな。

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