翻訳学とは一味違う?

『トランスレーション・スタディーズ』という佐藤=ロスベアグ・ナナさんの本を拝読しました。

作者が言うトランスレーション・スタディーズは、「翻訳学」と直訳できますが、作者の立場は、一般的に言われる「翻訳学」とは違います。

言葉を翻訳することは、文化を翻訳することであり、話者の背景にある考え方を知る必要があるということだと思います。

我々は外国語を何の抵抗もなく受け入れがちですが、そもそも、その単語は日本語の訳と本当に「=」なのでしょうか?

そんなことを考えさせられる作品でした。

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