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PRプランナー1次試験、合格勉強法!~ママ×広報のチャレンジ~

こんにちは!
株式会社ニットで広報をしている、いまさきです。
広報に着任して約1年ちょっと。
今年自分の中で大きなチャレンジだったのが、PRプランナー試験を受けることでした。


出産してからの資格試験は初めてだったので、勉強時間の確保は色々試行錯誤しました。
そして何とか、2021年9月にPRプランナー1次試験に合格!

合格をツイートしたところ、他にも受験している方が多いことを知りました。なので、「これからも広報の方で受験する方がたくさんいるかも!」と思い、少しでもこれから受ける受験生のお役に立てればとnoteを書くことにしました。

PRプランナーを受験しようと思った理由

最初は「広報とは?」と考えるより先にまず
「プレスリリースをとにかく書く!」「手を動かす!」ということに仕事では注力していました。
しかし、10ヵ月ぐらい経ったころ
「広報って何だろう」と改めて考えるようになりました。
その時に知ったのが「PRプランナー」です。
「PRプランナー 試験」と調べると「無駄」とか「意味ない」とか
出てくるのですが、私は受験して良かったなと思います。
特に未経験広報の方にはおススメしたいです。
ただ、テキストを見て、全部知っている内容であれば受験しなくて良いと思います。
「広報のこと全然分からん!」って人はぜひ受験をきっかけに学んでみてください。

そもそもPRプランナーとは

公益社団法人 日本パブリックリレーションズ協会が主催する「PRプランナー資格認定制度」です。
https://pr-shikaku.prsj.or.jp/

私が調べた範囲だと、広報に特化した資格は「PRプランナー」しか現時点ではない印象です。(2021年11月時点)

ちなみに1次の合格率は大体7割は超えてます。合格率だけ見ると「楽勝じゃん!」と思う人もいると思います。
https://pr-shikaku.prsj.or.jp/about/pass_1st_exam

でも過去問を解いたら、感覚が「勉強しなきゃ合格できない」という危機感に変わると思います。
思ってる以上に私にとっては難しかったです。

私が個人的に感じたこの試験の大変な点は下記です。

PRプランナーの資格勉強が大変なところ
・類似問題集が皆無で、公式テキストや公式過去問集のみ使用
・テキストは太字など一切ないので、どこが大事なポイントかわからない
・テキストが分厚く、やる気をそぎ落とす

テキストはほとんど文字の羅列が330ページぐらいで、慣れるまではちょっと抵抗を感じます。

ネガティブな情報しかないですが、逆に言えば
みんな同じテキストで勉強している
ということなので、持っている素材は同じだから勉強の仕方で成果が出る!と考えましょう。


勉強で意識したこと

まず初めに、いまさきのスペックは下記です。
働きながら、家事・育児もしながらの資格試験にチャレンジでした。

いまさきのスペック
・30代前半
・広報歴約1年
・歴史&暗記苦手
・家族構成:夫と2歳の息子が一人
・フルリモート勤務



勉強法は主に下記の3つを意識していました。

①とにかく毎日テキストに触れる
⓶解説を暗記するくらい過去問を解く
③苦手なところは自分なりにまとめる

私は1日0.5時間~1.5時間×2.5ヵ月の勉強時間でした。
ただ、途中で子どもが風邪をひいて夜通し看病してたりしてた時もあって、勉強が全くできない日々も。
そのため、実質2か月ぐらいの勉強時間だったかなと思います。

たまたま朝早く目が覚めたとき、夫と子どもがお風呂に入ってる時、子どもが昼寝してる時、夫と子どもが集中して遊んでる時など、細々した隙間時間を利用していました。

あ、テキストは言わずもがなですが最新版を買いましょう!
2021年8月に受験した時は下記を揃えました。
表紙は鬱陶しいので届いたら即捨ててしまったのですが、Amazonのリンク貼っておきますね。
このテキスト以外ないので、たぶんみんなこれ買ってます。
右のノートはまとめ用のものです。こちらはなんでも良いと思います!

■2021年度版 広報・PR概説: PRプランナー資格認定制度1次試験対策テキスト  https://www.amazon.co.jp/dp/4496055384/ref=cm_sw_r_tw_dp_QKR9QBSAGWX382SDTHNY?_encoding=UTF8&psc=1

■広報・PR資格試験参考問題集 (2019年版)  https://www.amazon.co.jp/dp/4496054213/ref=cm_sw_r_tw_dp_Q508NS8CCE16W7ZMXPXS?_encoding=UTF8&psc=1

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反復するものが合格を制す


どの資格試験でも共通すると思いますが、勉強は反復が命です!
最初は難しいと思っていた内容でも、何回もやるとできるようになってきます。

①テキストを何周も読む
1週目:マーカーで線などを引かず、本を読む感じでサラッと
2週目:マーカーで重要そうなところを引く
3週目:マーカーで苦手なところを引く
4週目以降も気になったところはマーカーを引いたり、書き込んだりしていきます。

私は3週目以降ぐらいから、順次苦手なところをまとめていきました。
まとめつつ、毎日どこかしらの章は読んでました。

テストではマーカーを引いてない箇所からも、もちろん出題されます。
なので、マーカー部分は意識しながらも全体を網羅することは心がけましょう。

ただ、1章が長いので「今日はこの好きな分野読もう」とか、「苦手な部分だけ読もう」とか自分のその日の気分で読む部分を変えても良いと思います。私はこのようにして、頑張って毎日どこかの章を読むように意識していました。


ちなみに苦手な分野はIR。夫は株をやってるので過去問の該当問題が全問正解で、悔しかったです。(キーーーっ)

日頃から色んなことに興味を持つのは大事だなと再認識しました。

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また、読んでいるところに手書きで「苦手」「できなさそう」とか
自分の所感を書いておくと、試験直前の見直しの時に役に立ちます。

絶対大丈夫だろうという項目は「大丈夫」とメモしておくことで、復習の時間をより苦手なところに使うことができます。

すいません、note書く前提ではなかったのでテキストに殴り書きしてましたのですが、画像貼っておきます。

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②苦手なところは付箋にまとめる
公式テキストはどこが重要か分からないので、
自分の頭にスッと入ってこなかったりします。
そのため、苦手なところを付箋でまとめてそれをノートにペタペタ貼って
仕事の合間や子どもと遊びながら見るようにしていました。
私はテキストの文字より自分の手書き文字の方が頭に残りやすいタイプでした。
写真で撮ると毒々しいのですが、家にショッキングピンクの付箋しかなかったのでこれで貫きました。
色んな意味で目に焼き付きました!

※右の気持ち悪い絵はてんどんまんです。
勉強していたら息子に「てんどんまん書いて」と言われたので・・ヤケクソの絵。

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テキストが分かりにくい箇所も、手書きでまとめ直したりしていました。
ここは賛否あると思いますが、私は自分の頭を整理したかったので書き直して良かったなと思います。

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そしてまとめたものを何度も何度も読みます。

どうしても覚えられない付箋は冷蔵庫に貼ったり、洗面所の鏡に貼ったりしていました。覚えられたらまた別の付箋を貼って、覚える量を少しずつ増やしていきます!


③歴史関連は自分で年表をつくる
試験では、「古い順に並べなさい」とかの歴史問題が出てきます。選択方式ですが、全パターン書いてあるので勘では当たりません。(3つ選択肢があったら、6個選択肢がある感じ)

一言一句覚えるのではなく、大まかな流れを捉える必要があります。

もしかしたら世界史とか、元々世界の情勢の流れが分かっている人は不要かもしれません。
残念ながら私は高校の時に世界史でクラス最低点をとったことがあるほど、
カタカナの歴史が苦手だったので気合を入れて覚えました。
(人の名前なのか国の名前なのかがわからなくて、途中から全く頭に入ってこなくなった)

テキストは項目ごとに説明が書いてあり、時系列に並んでいるわけではないので、自分で過去問の傾向を見ながら苦手な時代をまとめ直していました。
テストの時はこの年表のおかげで時系列などを意識して問題を解けたと思います!

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テキストには自分なりの覚え方などをどんどん書き込んでいました。
自分だけのオリジナルテキストにするイメージです。

下記の画像はローコンテクストは欧米、ハイコンテクストは日本というのを印象付けるために「はい、ジャパン」と覚えようとしたんだと思います。
「は?」って思いますよね笑
でも自分で覚えられれば良いのです!

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過去問を解きながら「後でまとめよう」という箇所もメモしたりしていました。あとは付箋で「間違いやすい」というのを貼り、普段から小まめにページを見たり、テスト前に見るようにしていました。

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以上が私が行った勉強法です。
試験を甘く見ず、しっかり勉強すれば必ず合格できると私は思っています。


まとめ

PRプランナーの試験結果は合否が分かるだけで、正答率などは分からないので、実際のテストで自分の答えがどれだけ合っていたかは正直分かりません。
でも、Twitterなどを見ているとある程度勉強した人が合格しているように思います。

また、ちゃんと勉強した方が後の広報業務に活きると私は思っています。
未経験の広報の方でも「PRプランナーの資格とりました」と言えば、ある程度の共通言語的な「あの勉強やったなら、大まかには知ってるかな」などお互い分かりあえると思うのです。
そして、実務経験が少なくても勉強してきた努力の証明にはなると思います。

若干自分に言い聞かせているところはありますが、私は勉強して良かったです。

ちなみに勉強期間中は息子が「まま、べんきょー」と言って、テキストを持って来てくれました笑
私が勉強しているときは「べんきょーする」と言って、横で絵本を読んでいたこともありました。
もちろんいつもではないですが、勉強する姿を子どもに見せられたことはよかったなと思います。

また、夫も勉強を応援してくれたのもありがたかったです。「試験受かるかなぁ」と勉強中何回も不安になりぼやくと、「できるできる!」と励ましてくれました。おかげでモチベーションキープできました。

最後に。この試験に合格すれば広報として完璧というわけではありません。でも勉強したことは絶対に無駄にはなりません。自分でその知識をどう活かすかが大事なのです。

これからも学び続けて邁進していきたいと思います!
このnoteが1次試験を受ける皆様のお役に立てれば嬉しいです。
そして、私は2022年に2次試験を受けます!がんばるぞ~!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました♪







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