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法人役員でも5名未満は業務上事故で健康保険使えると知った今日

自分は夫の会社の従業員になっています。名目は役員ですが、ひたすら働きアリさんで日々過ごしています。
法人であると、役員であるが故にいくつかなんだかなあと思う事があります。
ひとつめは、雇用保険が加入できないこと。退職しても失業保険はもらえません。次に、よくある訓練助成制度など、これも役員は雇用保険にはいっていないので使えません。ここでフリーランスの人達も訓練助成制度が使えるようになったようです。羨ましい限り、オンラインスクールなども助成制度で格安に受講できるものも指をくわえて見ているだけです。
つぎに、社会保険料、これは会社と本人とで100%支払っていますので、役員は全額負担。将来の年金のためとは言え従業員っていいなあと指をくわえて見ているだけです。
そして、いままで一番心配していたことがありました。業務上の事故、怪我、病気。
法人の役員は健康保険が使えません、という事をずっと聞いていて、本当に怪我しないよう病気しないよう気をつける日々、民間の労災保険かなにかはいりましょうか、などと思っておりました。
ところが
今年伝票入力している時に健康保険組合のWEBを見ることがあり、そのまま読んでいると、ラッキーな事が書いてありました。
厚生労働省のWEBページ
まずは今までの自分の認識通りのことが

健康保険法の一部が改正され、健康保険では、被保険者又は被扶養者の労働者災害補償保険の業務災害以外の疾病、負傷若しくは死亡又は出産に対して保険給付を行うこととなります。ただし、被保険者又は被扶養者が法人の役員である場合であって、その法人の役員の業務に起因する疾病、負傷若しくは死亡に対しては、引き続き健康保険から保険給付を行うことはできません。(注1)

厚生労働省

この(注1)
(注1)
被保険者の数が5人未満である適用事業所に使用される法人の役員であって、一般の従業員が従事する業務と同一である業務を遂行している場合において、その業務に起因する疾病、負傷若しくは死亡に対しては、健康保険から保険給付を行います。

厚生労働省

私もそうですし、フリーランスから法人格を取得した人などは5人未満の役員が多いのではないのでしょうか。
平成25年からもうこの規則になっていたそうです。
5名未満の事業所の役員は業務に起因する病気や事故などが健康保険で守られることを知りまました。
一昨年の暮れの休日に、私はショッピングセンターで転んで肩の骨折と脱臼をして救急車で病院に運ばれたのですが、まず病院で聞かれた事が「業務上の怪我ですか?」
そして数か月後に健保から封筒が届き、事故の様子を書いて返信してくださいのお便り。
休日でした、と書いてお返事だしました。
従業員は労災が適用となる所が多く、役員は健康保険使えないと私は思っておりました。そう思っている人も多いのではないでしょうか。
5名未満、そして役員は名ばかりで実際は従業員並み(従業員以上)に仕事している役員、つまり私、健康保険使えることを初めて知りました。
ちなみに傷病手当金も、役員も従業員と等しく仕事をして休む事により休んだ事と同等の損害を会社に与える旨を議事録に書いておけば給付されるそうです。
そうだったの!?
最近フリーランスとか起業とか言われる時代。法人格でも一人親方状態で、丈夫でいれば大丈夫っと思っている皆様でご存じなかった方へ書いておきます。(知ってるって?)
あと、様々な反論もありますが、でもやっぱりマイナンバーで健康保険、雇用保険、法務局など横のつながりができればこういう事も迷ったり知らなかったりもないのでしょうに、と思いました。
ちなみに
企業といえばインボイス制度。きちんと会計事務所さんが登録してくださってありました。いままで1千万円未満の場合は消費税免除が、制度はじまると売上有無に関係なく消費税を支払うのだと会計事務所さんから教わりました。
ネットで調べたら、インボイス制度の登録をしていないところは消費税を納付していないでしょ、だから10%上乗せしてあるのはおかしいから10%値引きしてという相手もでてきますからご注意という文言がいろいろな所に書いてありました。
真面目に納付して、真面目にコツコツ働くという事でしょう。
だからこそ!
税金を大切に市民県民国民に還元してほしいですね。
ちょうど車のお店に行った時、担当営業マンさんと「少子化対策ばっかり言っていますけれど、我々の年代、介護手当ほしいですよね」
と真面目にお話していました。
お伺いしたお宅では「年金があがるどころじゃないのよ」と暖房を気にしていらっしゃいました。
日本の医療保険はとても優遇されていると医療関係者の方々は言いますが、入院保険は私はいっていますが、病院からだされたらゼロです。そんな保険若い頃は入院保険あれば十分と思っていたのに病院にも居れない時代。
動けない寝たきりの病人は病院におれず特別養護老人ホームはいっぱいだそうで。自宅介護をサービス使ってと提唱しても、結局働き盛りの家族が仕事を休み介護し。加えて老夫婦2人暮らしが昼夜全部サービスを使うと驚くべき金額となり家を売却しなければならない程となる事を知りびっくりして。
そもそも私のような名ばかり役員さんとかフリーランスの人達には介護休暇などの保証もなし。子供の居るご家庭は、親の面倒を見て子供の成長のために養育費や奨学金がかかる現役世代は、ベースアップ何万円という企業のように資金力がない企業に多くが務めていて、いったいどうするのでしょう。まだコロナから完全復帰とならない業種もあり、中小企業も多く。中小企業は電気原材料があがり四苦八苦状態で。
私達の老後はどうなってしまうのでしょうね。
と、そんな事も思うのでした。
でもまずは健康保険が5名未満は業務上の事故でも使える事を知って安心したのでした。
私はとりあえず、そうね。宝くじ? くじ運ないし。質素倹約。じぃぃっとして時々田舎道を歌でも歌いながら歩いてストレス発散します♪
おしまい。


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