58．大きな木のブランコ（米川さんの絵本）

大きな木の枝から
太いロープを下ろしてブランコを作った。
ブランコに乗ると
大きな木の枝が
上下にゆらゆら動いている。
スリルがある。

解説

米川です。木で遊ぶのは木登りだけでなく、いろんな遊びをしてました。
55の木登りで米川さんが話されたダケカンバの木とか、木登りできる頑丈な樹々にロープを垂らしてブランコにしても遊びます。
若い頃はまだ泊まる人も少なく暇でしたから、さあ今日は何しようかと独りで山でいろいろやってました。楽しかったです。
ブランコは高いし大きく揺れるしスリルあって面白かった。

Saitouです。米川さんは山で遊んだ思い出をお話する時、とても楽しそうにお話してくださいます。いつもお話をお聞きしながら思うのですが遊んでいた時の光景を客観的に思い出して捉えて描く事ができるのはすごいと思っています。例えばブランコも自分が乗っているのを想像してから実際にブランコを作られていたから鮮明に覚えていて絵に描く事ができるのでしょう。加えて絵で描ける事は理論と木登りなど遊びを通して木の丈夫さ強度さを実体験したうえで作り自然を楽しんでいたことがわかります。Saitouのような作られたものや与えられたものしか体験していない人間と大きな違いであり、米川さんの絵やお話により魅力を感じています。

米川さんの絵本校正中、引き続きよろしくお願いいたします。

おはなし絵:Yonekawa Masatoshi共著:Yonekawa Keiko , Saitou

※この記事は米川さんの絵本proofreadマガジンに掲載中です

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