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夏葉Pがワイン達を放クラに例えた話

riyaです。

Pらしさ、なんて言い出したら定期的にTwitterで燃えてるじゃん、って話になりますが、それはそれとして折角なら担当の固有要素を取り入れていきたいよな……という謎の衝動が湧いてきます。

最近こんな記事も出て「強い特徴付けは記号化に繋がる」って言ってたじゃんか、という突っ込みもありますが、それはそれとして個々のパーソナルな嗜好(という設定)には興味を惹かれるものがあります。

思えばシンデレラガールズはこの対極、というかそこの差別化的な面からシャイニーカラーズの方向性も定まったのでは?という気もしますね。シンデレラの担当である一ノ瀬志希なんか記号化の塊過ぎて逆に一属性のみの強さが中和されてるレベルですし(個人の感想です)。


変な前置きになってしまいましたが、今回はワインの個人的な日記です。

たまたま存じ上げていた店で飲み比べキャンペーンをするとのことで、これは勉強させて頂かないと……と思い伺うことになりました。

そこで、こういうものを飲みました。

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Ch. Margaux 2014です。

「香りは黒いベリーのジャムのような香、思ったより酸味があってタンニンは荒さもあるけどすごく上品な感じ。喉越しはすごくスムーズ、でも後に抜ける香りがすごく濃厚、すごく余韻が長いです。あと何となくスーッとしたメントールというかミントというか、そういう香りのニュアンスを感じます。」

と、まだそんなに酔ってない自分がメモを残しています。ちなみにちゃんと記録を残し始めたのはここ1年ぐらいなので、ド初心者の戯言です。この名前は聞いたことがある人も多いと思います。

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果実味と、華やかな感じで言えば多分このワインが一番強かったんですよね。甘みも。というわけで放クラなら園田智代子だな……と思いました。


お次はこちら。

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Ch. Latour 2011です。

「香りのインクというか、アルコール感を感じる墨のような香?口に含むと少し草というかなんというか……そういう香りを感じる。後味の余韻が強いなぁ……いいワインだなという感じがすごい」

だそうです。いいワインが本当にわかってるのかこいつ?という印象はさておき、振り返ると今回呑んだ中で一番癖が強い様に感じましたね。正直複雑な味のイントネーションをそこまで冷静に分解できるほど嗅覚に優れていませんので……。でも、間違いなくいいモノを飲んでる感はありました。正直ブラインドテイスティングで当てる自信はありません。けど、食べ物飲み物って情報も4割ぐらい味に含まれてると思うので、私が満足したらそれでいいんです。

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イメージとしては墨のイントネーション、複雑さでいえば一番な感じ。というわけで杜野凛世かなぁ。

さて、最初はここまでにする予定だった3種類目。

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Ch. Lafite Rothschild 2014です。

「すごくスムーズ。カシスっぽい香、あと黒いベリーのイメージ。スッと飲めてしまうのに、余韻は凄いですね…………ふわっと喉を通った後にバニラとかグラスのイメージもありますね?多分 もっと置いたらもっとスムーズにタンニンが落ち着いていくかもしれない これめちゃくちゃ美味しい」

だそうです。まだ語彙力が保たれています。これは純粋に好きかどうかで言うと大好きなやつでした。

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ラフィットはすごく薫り高いのに落ち着きもある、一口目のアタリと後味のギャップがとても良かった印象があります。というわけで西城樹里です。

この辺から良いワインの雰囲気と、ここまで来たら……という思いで財布の紐はあってないようなものです。

お次がこちら。

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Ch. Mouton Rothschild 2013です。

この辺から楽しくなって感想文が残ってませんね……ですが、一番今回呑んだ中では重いのに若々しい印象があります。タンニンも強く、熱い底力を感じます。イメージがすっごいどこかで飲んだナパ・ヴァレー産の美味しかったワインに凄い似てる印象です。アレより美味しく感じます。情報のせいもいくらかはありますが、多分そうなんでしょう。

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調べたらいちばん若いシャトーなんですね。私の感覚間違ってないじゃん?と思いながら楽しくなりました。イメージは小宮果穂です。

で、最後がこれ。

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Ch. Haut Brion 2014です。

すごくしっかりした……というより果実味と、渋さと、後味と、香りと、そういったものがバランスが良くて一番飲んだ時に「美味い!」となったのがコレだった記憶があります。順番補正なのか、ヴィンテージによるものなのか、はたまた酒が回ってきたせいなのか。

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で、例えるなら有栖川夏葉だな……となりました。 


というわけで、5大シャトー飲み比べという滅茶苦茶贅沢な体験をした!!という自慢記事でした。

まぁぶっちゃけどれも美味かったんですよね。そりゃ世界最高峰ですもの。

もちろんまだまだ若い段階なので、本領を発揮するのは30-40年経ったあとということも理解はしています。ですが店主が上手く開栓後に熟成させて頂いていたので、特にLatourはいい状態だよと仰っておられました。ざっと30年ほど熟成したものもこんな感じの味だったそうです。

あとは多分こまかな違いで好みが分かれてくるんでしょうけど。適当なワインで飲み比べをしたことは何度もありますが、ここまでしっかり味わっても全部美味いのは初めてでした。ついでに店長から香りを開かせる裏技とか、そういったものも教えてもらいました。

「ワインのカードなら【cheer+】有栖川夏葉があるやないかい!」という突っ込みをされる方も多いかと思いますが、あのカード内で夏葉が飲んでいるのは(完全一致ではないですが)「Ch. Petrus」と呼ばれる別格のワインと思われます。なので、ここではあえてあのカードは選びませんでした。人生のうち一度は飲んでみたいワインのひとつですね。

まぁ実際DRCとかカルトワイン系、5大のヴィンテージ違い等々上を目指せばキリがないワインの世界ですが。今回の飲み比べは人生でも非常に有意義な内容になるだろうと思います。有栖川夏葉の知る世界の一端を拝見させてもらったのでしょう、今後も見識を広げるべく勉強していきたいですね。

コロナが沈黙した暁にはまた、アイマスのオタクと一緒に酒が飲みたい。

読んでいただきありがとうございました。

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