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ヨガしててよかったこと

よく初心者の生徒さんやヨガ未経験の方に聞かれるので、ここで少しお話しようと思います。
私の場合、ヨガを始めて数年はヨガの効果は実感していませんでした。しかもその期間は結構長かったです。それでも続けていたのは特に期待もしていなかったし、特に求めてもいなかったのだと思います、今思えば。ヨガをすることで得られるものは人によって違うんだと思います。

私の場合、今となっては「これはヨガの恩恵だ!」と実感できることはいくつもあるのですが、ここ数年、際立ってほんまにヨガって凄いなって実感していることの大きなひとつは「自信」。「自分を信じられる」ようになったということです。これは、何かができるようになったり、誰かより優位に経って得る、成し遂げて得られる「自信がついた」ということではなく、その言葉のまんま「自分を信じる」ということ。これ最強です。
もちろん知識や経験からくる自信もあるだろうし、日本語では同じようにそう表現するしかないけど、この2つは感覚的には少しジャンルが違うように感じます。

わかりやすい例えでいうと、「アンタ、あの人にこんな陰口言われとったで」ってネガティブな情報が耳に入ってきたとしても、その時は動揺するけど、だけどすぐにそれは私の問題ではなく、相手の問題だと受け流せるようになりましたし、実際に私はその相手から嫌なことされた訳ではないので多少見え方は変わったとしてもさほど相手に対する感情は変わらないまんまでいられる。これほんまやで。私の実体験。
「なんであの人にそんなこと言われなあかんねん!」って反応してしまう、その心の奥にあるのは自分の〝認めてほしい〟という気持ち。それは〝自分が自分を認めていない〟から。だから、相手もあなたに言わずにはいられなかったし、自分も反応せずにはいられなかった。
私もそんな経験があったからこそ、今、反応せずに冷静にいられることに驚きます。

で、陰口言われてんのかいって話ですが、人前に立つとそういうこともあって当然でしょう。みんなにみんな好かれようたって無理なんやから。ましてや、このようなブログを書いたりしているし、賛否両論あって当然なのが現実です。否定されるのが嫌だから、「想いを書かない」「意見を言わない」ということもあるでしょう。それも自分を守るための賢明な手段だと思います。自分を守るために逃げるのもとても大事なことです。

こんなこと言うと、多くの人にはそんな訳ないって思われるし、良い人ぶるな、綺麗事だーってなるのはわかっているし、人に言ったこともあるけど理解されないし、あまり言わないんだけど、ほんまの話。

それは〝素直〟でいられること、好きなことに没頭できることに繋がっています。

だから自信をつけるっていう感じじゃないんだよな。つけないのよ、色々邪魔なもの削ぎ落とす感じ。結局、シンプル イズ ベスト。

「だからヨガでどうやったらそうなったん?」って声が聞こえてきそうやけど、聞いてもわからないし変わらないし。結局、それはそれでしかないから。頭の理解じゃないんだよ。
Don't think,just feel.

心の健康って大事だとつくづく思う。だから、ヨガはやめられないし、私に伝えられることを伝えていきたいなと、思います。

Ogi

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