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高次元にトロッコ問題を聞いてみた話

アシュタールさん、セス君、今日はねトロッコ問題について話したいの。
らくたさんが懐かしい話題を提供してくれてて、そういえば昔真面目に悩んだことを思い出した。

暴走するトロッコの先には、5人の作業員がいます。進行方向を変えるレバーの前に立つあなた。レバーを引けば線路が切り替わり5人を救えますが、今度は切り替えた先にいる1人の作業員が犠牲になってしまいます。

あなたはレバーを引くのか?引かないのか?
「一人の命を守るか、五人の命を救うか」

アシュタールさんだったらどうする?

「どうもしません。見守ります。」

セス君だったらどうする?

セス君「これってクイズなの?正解ってあるの?」

たぶん、正解ってなくって、何が正解なのかを自分で考えるんだと思うよ

セス君「人生と一緒じゃん。君たちは自分の人生のことでさえ手一杯なのに、自分とは関係のないトロッコのことまで考えてて、面白いね!!」

セス君だったらレバーひく?

セス君「うーん、たぶん、ひかない。トロッコにひかれて死んじゃう人たちは、そういう’’運命’’だったんだよ。」

運命って他人が変えちゃいけないの?

セス君「他人には変えられないんだよ。たぶん、そのレバーさびてて動かないよ!」

セス君なら、たくさん死ぬ方を選んだら?、とかだったりして。

らくたさん

って、らくたさんが言ってたよ。

セス君「別に僕は殺人鬼じゃないよ。ただ、死ぬってことを君たちと違う感覚でとらえてるだけ」

私達人間は死ぬのが怖いんだよ

セス君「僕だって蛇に噛まれたりプールで溺れたりするのは怖いよ。」

でも死ぬのは怖くないの?

セス君「うん。」

アシュタールさんは?アシュタールさんが死ぬのは怖くないのは知ってるけど、蛇に噛まれたりプールで溺れたりするのって怖い?

「私はどれも怖くはありません。私には関係のないことですから。私は蛇にも嚙まれませんし、プールでも溺れません。
 クローゼットの中からお気に入りのパンツが消えることは怖いですね。冗談です。

 あなた方は自分に関係のないことを考えるのが好きです。それはそういう遊びなんでしょうけれど、あなた方の大切なエネルギーを無駄に使っているのと同じことなんですよ。とても無自覚です。」

ですってー。

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三浦さやか
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