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アイルランドの記録その4~”ご○んですよ”みたいなスープが出てきた話~

前回のあらすじ:隣の部屋でやってた。

アイルランドで一番風が吹いてる場所といえば…?

アラン諸島の島の一つイニシュモア島にあるDúnAonghasa!
風強かったです(物理)
静岡県にもあるみたいですので、是非♪

朝起きたときの天気はいまいちでしたが、行けるっしょと渡航を決定。

ゴールウェイからバスで、昨日のセッション会場の更に向こう側へ。

フェリーに揺られて30分強。
海は大荒れで、フェリーは大揺れ。
元気にリバースです。

フェリーを降りると、元気なおじさんに捕まり、
おじさんのワクワク・マイクロバスツアーに参加することになります。

おじさん「ようこそイニシュモア島へ!ここには学校が一つ、病院が一つ、郵便局が一つ、それといくつかの理由でパブが5つある。優先順位ってやつだね!」

おじさんの淀みない軽快なトークを聞き流しながらDúnAonghasaを目指します。
島の特産品は海苔だそうです。

見事に曇ってます。

案内場につきました。

ここで金を払うとなんと…!
DúnAonghasaへ行けるそうです。
関所みたいだね

スタッフさんに「どこから来たの?」
日本だけど、なんでそんなこと聞くの?

スタッフさん「ここに日本語の紹介があるよ」

あら本当。助かるわー。
読みます。
…文章が難しくて頭に入ってきません。
どうやらエンガスさんは謎の人物で、
更に今使っている入り口は偽物らしい、ということはわかりました。
知識をインプットして、いざエンガスへの砦へ!!!

徒歩20分。果てしねぇー。

ひたすら荒野を歩きます。

見渡す限り岩と草しかありません。
なんだか頭が空っぽになっていい気分。
日本はごちゃごちゃしてるからなぁ…。
北海道とかでもう少し手軽に同じような気持ちを味わえそうです。

やっとたどり着きました。

私は知っています。これは本物の入り口ではないことを…!

中に入りました。

すごい、風と雨!
間違えなく、アイルランドで今一番風が吹いているところです。
せっかく日本の台風から逃げてきたのに、自分で台風に突っ込むようなことをしています。
TMRevolutionごっこをします。

断!崖!絶!壁!
鎖も、手すりも、看板もありません。
間違えればなんの冗談でもなく、落ちて死にます。
自己責任ですね。

縁に座ってみたい気持ちはありましたが、単純に怖いのと眼鏡が飛んできそうだったのでやめました。

帰りも絶景!

けど雨風に長時間当てられて流石に寒い。
風邪引きかねない。

体を温めるにはやっぱりスープですね!
コンソメスープとかトマトスープとかベタなやつ飲みたい。
バスで港の方へ戻ります。

島に5つあるバーの一つに入り、soup of the day を注文。
店員さん「今日のスープは ○△%&✗だよ。」
?ああ、いいよそれで。

待つこと10分。

スープが届きます。

!???????

こっちは知人が注文したチャウダー。

美味しそうです。

まあ見た目で判断するのは良くないよね。
食べます。

うーん、ご○んですよを薄くして、生臭くした感じの味がします。
○△%&✗、海苔か…。
(海苔は英語でlaver!一つ賢くなりましたね!)

そういえばツアーのおじさんが海苔取れるって言ってたな!?
すべてが一つにつながっていき、真実にたどり着きます。

え、でもなんでこうなるの?
イギリスのうなぎの悲劇も相当ですが、こいつも中々です。
干そうよ!そして焼こうよ!佃煮もありだよ!?
私の日本人の心が叫びます。

食えなかないが、この量はきついです。
パンに付けて食べてみますが、ダメです。

ドロドロして遊びます。
※食べ物で遊んではいけません。


チャウダーは普通に美味しいのにな。
なんでなんだろうな。
このままだと帰りのフェリーでご○んですよぶちまけちゃうぜ?

総合的判断により残します。
ごめんね。

心も体も温まったので、フェリーでゴールウェイに帰ります。

帰りのフェリーは穏やかで揺れませんでした。
メデタシメデタシ

次回予告:ゴールウェイの一番良い時間とは?調べてみました!

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