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先日読んだ「学習する組織」にて、組織のビジョンに「共感」している状態には7つの段階があると言われていました。これまで共感という一つでしか捉えていなかったのですが、細かく見ていくことで、組織の成長につながる共感と、つながらない共感があることがわかりました。組織の成長につながる共感を生むにはどうしたいいのかについてお話しています。
「学習する組織」の視点で、ファンドレイジング・ビジョンについて考える
このnoteは書籍:学習する組織を参考に作成しております。
皆が参画してくれるファンドレイジング・ビジョンを持つことの難しさ私の伴走支援では、ファンドレイジングのビジョンづくりをしてから目標設定をしてもらうことがあります。目標といっても、「300万円獲得する」といった金額を目標としたものではありません。
以前は、「ファンドレイジングの最初はいくら必要か明確にすることです」と言っていたのですが、
ストレスが高くて、疲れても休めない職場いたら病気になっちゃうから、辞めた方がいいよ
このnoteは書籍:あなたを疲れから救う休養学を参考に作成しています。
ストレスと病気の関係性日々の仕事で抱えるストレス。
何かしらのストレスを抱えるのは当たり前。みんなそう思っていると思いますし、私もそう思います。
私は今49歳ですが、これまで病気になることが何度かありました。
その中で、確証はなかったのですが、「これは仕事のストレスに由来しているな」と感じたものがあります。
その当時
休眠預金事業におけるアライメントを見ると、何が起こるかわかる
休眠預金事業は、資金分配団体から複数の実行団体に助成金として資金提供をします。そして、その事業に対して資金的支援・非資金的支援をして、社会的インパクト評価もしていきます。
このように、他の助成金事業よりも資金提供組織からの介入が強い特徴があります。
その介入の強弱は資金分配団体によって異なるので、一概に言えないので、評価アドバイザーに入った時は、そこをよく見るようにしています。それが今回の「ア
ファンドレイジングを社会とのコミュニケーションと捉えると、やるべきことがわかる
今回のnoteは「儲けの科学」を参考に作成しました。
どんな寄付者が増えて欲しいのか、そしてどう変化してもらいたいのかビジョンを持とう寄付獲得に向けたファンドレイジングは、「寄付者の開拓」と「既存寄付者の維持」の2つになります。
寄付者の開拓においては、社会問題を解決する活動者の視点ではなく、日常生活の中で寄付をしたいと思っている人の視点を持って、どのように接点をつくっていくかを考えることが
寄付者がマンスリーサポーターになる団体を探す時、Web検索が決め手ではなくなってきました
あるテレビ番組をみていた時、「つけ麺」がはやってきていますというニュースがありました。
へー、そうなんだ、なんでだろ?
と思って、その情報番組をみていたら、まず、つけ麺屋の店主にインタビューをしていました。
レポーター:なぜつけ麺がはやっているのでしょう?
店主:それは、うちの特製麺と特製つけ汁との相性が抜群だからでしょう!
それをみて、
そりゃそうだ、美味しいからつけ麺を選んでいるん
組織基盤強化がよくわからんPOさんは、この指標セットで乗り切れ!
休眠預金事業の評価活動において、組織基盤強化は1つの盲点だと思っています。
というのも、社会的インパクト評価は事業評価の面が強いからです。以下は、休眠預金事業における評価項目の一覧ですが、この中でも事業対象・事業設計・事業計画・実施状況・事業の効率性といった、事業評価が多くを占めているのがわかります。
その中で⑦組織基盤強化・環境整備が一項目ありますが、評価活動の実践として扱われている事例はあ
ファンドレイジング担当者向け:寄付体験プログラム
"ファンドレイジング担当者向け寄付体験プログラム"に関する研修資料です。合計4枚の説明資料がダウンロードできるリンクが当記事の最後にあります。
【注意】メンバーシップ登録者は、使用時に引用をしていただければご自身の研修資料等にご利用していただいて大丈夫です。NPOの内部研修での利用を想定しておりますので、有償での研修では使用しないでください。メンバーシップ登録者以外の2次利用は厳禁です。
多数の短期アウトカムを「重要性」で整理する方法
前回のnoteでは「すごい長い短期アウトカムに出会った時の対応」についてお伝えしました。
長いアウトカムというのは以下のようなものを指します。
ご紹介したnoteでは、ひとつのアウトカムに「地域」「市民」「行政」「企業」「NPO」「困難を抱える人たち」といった複数の主語が入れ込まれた短期アウトカムを分けていくための実践について述べていきました。
実際に、その手順で短期アウトカムを分けていくと
すごい長い短期アウトカムに出会った時の対応方法
すごい長い短期アウトカムに出会ったことはないですか?
短期アウトカムとは休眠預金事業の通常枠であれば3年後に目指す社会の変化のことです。
例えば以下のような感じです。
こうした長い短期アウトカムを書かれる団体さんは、「めっちゃよく書けてるわ」とか「これ以上の文章書けへんわ」と多くの場合思っていらっしゃるので反応に注意が必要です。
うゎ!なが!
など言おうものならムッとされます。
これ長
社会的インパクト評価に取り組むPO(プログラム・オフィサー)にささげるマガジンを始めます
休眠預金事業や多くの助成金事業において求められるようになった社会的インパクト評価で大切な役割を担当しているPO(プログラム・オフィサー)さん達に向けて新しくnoteのマガジンを開始することにしました。
社会的インパクト評価については日本の福祉領域や海外のNPO等で進んできていて理論的には体系的にまとめられています。しかし、その内容は膨大で、実践ではどうしたらいいのか迷いがちです。
私は2020
仕事がらNPOの事業を視察させて頂く機会があり、感動的なシーンで出会うことがあります。それはそれでとても価値があることなのですが、そこにはたくさんの関係者がいて、悩みや迷いを感じながら活動して、それが組み合わさってそのシーンにつながっているところまでを見れると、さらに感動度合いが深まりますというお話です。
自律的に行動するチームづくりのために組織ができること
自律的に行動するチームづくりのために組織として何をしていますか?
積極的に取り組んでいる団体さんもいれば、放置を自律的だと誤解している団体さんもいます。
放置=自律的の考え方は危険で、新入社員も中途社員も放置されて、失敗したらなじられるか更なる放置が繰り返されるので、多くの退職者が継続的にでます。
「NPOは人の流れが早いので」と言っている団体さんこそ、放置系NPOであることがほとんどです。
「目標未達で計画通り」が失敗の始まり
前日、ある経営者の講演で、
「働きやすい会社」よりも、「働きがいのある会社」であることの方が大事
とお話があって、本当にそうだなと思いました。
働きやすさは制度など環境を整えたらできることですが、働きがいを感じるには本人の関わりが欠かせません。
その会社では、働きやすい会社を目指すことで労働環境はよくなったが、目標が未達になったり、課題を解決する行動力などが弱くなってしまったそうです。