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Steam NEXTフェス6月つまみ食い

開催していた、体験版あそんだ

Studio System

PS1時代のようなラジコン操作・固定カメラのサバイバルホラー。

視点操作+ゲーム干渉の独自システムあり。固定カメラながら周辺環境を見渡せ、弾があると敵に直接攻撃を行える。

世界観や音楽ともにサイレントヒルの影響をモロに感じられる。が、キャラデザをゆるいアニメ調にすることで似たような懐古系ゲームとの差別化を図ってもいる。

このアニメ調キャラデザと静岡風の組み合わせはよい。ダークでアングラでサイケな雰囲気が昔の深夜アニメ的な気味悪さをうまく作り出していると思う。

In Stars And Time

RPGツクール系。ラスボスといざ決戦!かと思いきや罠で敗北→決戦前ループから始まるRPG。

ループはシステムに深く関わるらしい。体験版では1ループしか味わえないのでどの程度の深さか、単なるストーリー上のフレーバーなのかまでは定かではない。

しかし「ループの記憶」みたいな装備アイテムが確認できるため、ある程度はシステムに根付いているのだろう。

戦闘システムがすこし独特。3属性……というかじゃんけんを採用している。

じゃんけんオンリーでは単調なところをうまく調味「敵の見た目を観察するとじゃんけんの手が分かる」「味方のターンを仲間にゆずって有利な手を優先して振る」などなど、じゃんけんの構造をフル活用している。

テキストは体験版時点できちんと日本語訳されており気合が感じられる。文章量が多いが、ループものだしそれらが変化していくのかも?

製品版で真価を発揮しそう。あとキャラデザが好み。


Abathor - Atlantis Landing

往年のアーケードゲームを彷彿とさせる無骨な世界観とグラフィック。血と汗の匂いが画面から漂ってくる。

体験版を触った限りでもシンプルな横スクアクション。こちらができること、敵がやってくることいずれも変な癖がない。

単調さは否めない。Co-op前提のためか道中は長いしボスの体力が高いのだ。4人でわちゃわちゃ進んで4人でタコ殴りにしろってことだろう。

雰囲気はよいので少し興味がある。

Spell disk

ダンジョンクロウラー。

自分で動かして攻撃+ディスクと魔法を組み合わせて何かしらのオート行動をカスタマイズしていく。ガンジョン系とヴァンサバ系の折衷みたいな?

システムは面白いがビジュアルはいかにもインディーゲーといった感じで好みが分かれる。あと体験版の時点では日本語訳が怪しい。おそらく機械翻訳。

Rogue Voltage

これ当たりかも。

デッキ構築型ローグライクだが、世界観ポストアポカリプスでドット絵風のビジュアルも合わさって陰鬱で独特。

このゲームではカードに当たる要素がモジュールとなる。モジュールを集めて文字通り「戦いを組み立てる」。攻撃、というか攻撃そのものの仕組みとターン管理を組み立てていくわけだ。

主にエネルギー充電用モジュールと攻撃用モジュールに分かれている。どう充電し、その充電でどんな攻撃(あるいは回復)を行うかを設計する。

要はマナ管理が軸のカードゲームですよってだけの話だが、そんなアイディアを外観でうまいこと別ゲーっぽく化粧していると思う。

狭いバックパックに、ゴテゴテした機械を並べ、配線をあーだこーだと繋いでいく。複雑でカッコいいことをやっているように思えて、楽しい。

やはりゲームは見た目から受ける印象も大事だと、改めて感じさせる。


おわり。

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