見出し画像

5年 10年 12年 お前らいつになったら遊べるんだよ!?なゲームたち

インディーゲームは発表からリリースまでが長いことがしばしばある。個人ないし少数によるゲーム開発は長期化が当然であり、それは重々承知しているのだが……

それにしても長くないですか!?

はるか昔に発表されていながら、2024年を迎えてなお日の目を見ないゲームたちを3作ほどつまみ上げ。

Outrider Mako ~露払いマコの見習帖~

和風の見下ろしアクション。開発者のブログを見る限り表に出たのは2017年頃だが、大々的な発表は2019年頃になるだろうか。自分が名前を知ったのもそのあたり。

その時点では開発者は2020年のリリースを目標としていたが、いまだにリリースされていない。まあ目標だ、正式にリリース予定日を公表していたわけではない。というわけで待たされてはや5年が経った。

開発者は1人らしいので、そのくらい伸びるのも致し方ない。発表→リリースが5年くらいなら商業ゲームでもたまに見かけるし……

ところで、いつの間にかSteam上でのリリース予定日が 2024年4月となっていた。これも延期される可能性は十分あるため、ほどほどに期待しておく。

Hollow Knight: Silksong

インディーゲームとして大成功を収め、今やメトロイドヴァニアの代名詞ともいえるHollow Knightの続編。

制作発表は2019年2月でリリース予定日は2023年だったが延期、いまはリリース日未定。延期自体はインディーゲームおなじみの光景ではある。

元々はHollow KnightのDLC予定だった企画が単独作に変更された経緯をもつ。キックスターター時期のストレッチゴールにおいてその痕跡は確認でき、ゴール目標のひとつ”2nd Playable Character”が恐らくそれ。

その歴史を踏まえると実際の発表・開発期間はもっと長い。キックスターター企画が2014年スタートで、その頃から付き合ってきたファンにしてみればちょうど10年は2nd Playable Characterの到来を待たされ続けていることになる。

企画10年目という節目もある。2024年こそは……リリース日の確定くらいは期待したいところ。

※参考 キックスターターのページhttps://www.kickstarter.com/projects/11662585/hollow-knight


Radio the Universe

アングラな気配にゾクゾクさせられる見下ろしアクション。自分にとっていちばんリリースが待ち遠しいゲームにして、いちばんリリース時期が定まっていない。

これも典型的な延期タイトルだが、当初のリリース予定日はなんと2020年の冬だった。ちなみに自分はおおよそ2018年頃にゲームの存在を知って、たいそう喜んだものだ。

ところが、2020年冬という表記がされていながら2021年になっても音沙汰がなく、気がついたら未定に変更されていた。むなしかった。

そこから延期4年目の現在、いまなお新たなリリース予定日は不明となっている。待たされて6年目。いちおう開発者は年に数回ほど進捗報告をしているが……

またこのタイトルも元キックスターター始動で、なんとなんと2012年から企画が発表されていた。当時のファンからすると今年で12年目!? もはや想像を絶する。下手な知り合いより長い付き合いだろう。

しかし無理からぬことだ。開発者は1人だもの。タイトルのPVを見ていただければ分かるが、1人で開発しているとは思えない緻密なドット絵で構成されている。そりゃ10年以上かかる。

今年こそリリース予定日くらいは告知されてほしいものだけど、正直あまり期待していない。あと何年待つことになるだろうか。

ちなみにSteamにて体験版が配布中、興味がある方はぜひ遊んでほしい。そして自分と共にリリース日を待ち続ける無限地獄に堕ちてほしい。


という感じで締め。

この雑記は「思い出して忘れないようにしておきたい」目的で書いた。ゲーム開発の艱難辛苦はよくよく聞き及んでいるつもりなので、開発期間が何年伸びようと見守り続けたい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?