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【Steam】君はMr. Rainer's Solve-It Serviceを知っているか?

これ

ビジュアルノベル、あるいはポイントクリック要素のあるテキストアドベンチャー。

気味悪いサムネとスクショと紹介動画だなと思ったそこのあなた。その感覚は正しい。このゲームは薄気味悪くて、陰鬱で、邪悪で、救いがない。

概要「突然この世に産み落とされた主人公は、この知性ある虫だか深海生物だかで構成された奇妙な社会に馴染めず、何もできず、何も分からず、されるがままにさまよい歩く」

これは……この世界はなんなのだろうか?

彼らは虫なのか?深海生物なのか?カンブリア期の海にいた奴らが二足歩行をしているのか?にも関わらずデジタルな通信を?

レインコートとは?ドームとは?赤い霧とは?主人公はなぜ襲われたのか?主人公は「なに」なのか?主人公はなぜ「なにもない」のか?

説明はしてくれるし用語集もある。が、耳馴染みのない独自の用語が羅列されるため戸惑う。そして説明は曖昧で比喩に満ちており、ストレートな理解を拒む。

なにかよく分からないが、とにかく底知れないことだけは伝わってくる。それがまた、置いてけぼりの主人公を追体験しているようでもある。

UIは独特で巧妙。

PCのクラシックなウインドウ風UI。これのおかげで、単なるビジュアルノベルは一気にアングラ感を増した逸品に仕上がった。

無数の真っ赤なイラストと相まって、まるで、見てはいけないと言われているWEBサイトを閲覧している時のような空気だ。

以上、紹介おわり。




ここからは日本語の攻略情報がほしい人向け
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■日本語翻訳について■
この方がしてくれたらしい。文章量が多く独自の用語が多いゲームなので日本語訳のほうが断然あそびやすい。

■EDについて■
確認した限りでは3つ。仮に①②③とする。

③は真EDとでも言おうか?③に分岐後、ある場面でキーワードを入力するのだが、そのキーワードは①②のEDの……

■収集要素?■
Steam紹介ページの説明:Hidden collectibles: Examine the images to find out more about the world of HJÖ.

「画像をクリックして隠された収集品を調べよう」とあるが、自分が調べた限りは画像にときおり挿入されるQRコードのことだと思われる。

クリックすると補助的な世界観説明ページが開く。別にクリックしたからといって実績解除されたりしないし、アイテムが集まるわけでもない。

かしこ


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