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レモンは好きな方です

左手の親指を打撲した事があった。
私は右利きだし左手で親指ってそんな使わないだろうなんて思ってたけどお風呂に入って頭を洗う時に、あ、両手でちゃんと洗えない。ってことに気がついた。左手の親指はここで使うのかなんて思ったりした。


「壮大なラブストーリー」
ってどこかで聞いたことがあったけど、出会って死別するまで詩にするなんて確かにロマンチックすぎじゃない?
教科書とか載ってるくらい有名な詩もあるけど私はこの詩が好き。
お互い惹かれあってるのなんて分かりきってるそれもそれで楽しいけどきっと毎日続けばそんな事当たり前になってくる。だからこそ見知らぬ敵が現れたとき自分の気持ちがはっきりわかって相手とどう向き合いたいのかどうなりたいのか明確になる。

「それでも恋とはちがいます」
ここが好き。恋じゃなかったら愛なのかななんて考えたりもしたけど、何だか私は執着にも感じてしまった。愛は相手に見返りを求めないなんて言うけれど、ここの詩はやっぱり愛よりも怒りみたいな人間らしさが凄く出てるから好き。やっぱり本当に欲しいものがなくなろうとする瞬間って黒い感情がぐわっと出てくる気がする。縋りついて離れたくなくて必死な感じ。
もしこれが愛だったら、きっと相手の幸せを願ってで終わるんじゃないかなと思うから。だから私は自分本位な執着心みたいでとても好き。

これは恋愛のお話だけど私におきかえてもそうかもしれない。何回でも色んな所で言うんだけど私は表現をする事がだいすき。何かになって表現をして誰かに見てもらってその人に何かを感じてもらうことが私にとって1番幸せな瞬間。でもそんなだいすきって気持ちだけじゃ充実した毎日をおくることなんで出来なくて。だから私は今の道を選んだんだけど。
でも何だか最近その道が当たり前だと思ってる自分がいるんじゃないのか?
表現したくてもする場所がなくてひたすら途方に暮れてた時間だってあった。
違うステージだったとしても表現出来る場所には変わりないんだからその場所を与えて貰ってる事を当たり前と思ってしまってはだめだ。と少し自分を見つめ直す事が出来たりした。

慣れってすごく怖い。自分にとって大事な物事も相手も大切にすべきだし、失ってから気づくなんてそんな可哀想なことにならないように今を大切に生きなきゃなんて思いました。

じゃあまたね。

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