自己紹介といっても
他の人はnoteの最初に自己紹介を書いているので自己紹介をやってみよーかなと思った。話せば長いことながら、、、。
母方は江戸の原住民で、太田道灌が江戸に始めて城を築いた時にそこから品川に移された。
と、話を始めると「え、今の皇居のところに住んでたんですか。すごいですね。」と反応が返ってくる時があるけれど、徳川が来る前の江戸は全然すごくないのだ。
そこから分家が江戸川に移って新田開発をしたり(今は宇喜田という地名で残っている)、そこからまた分家して江戸川の水運で生計を立てていた。
うちの曽祖父は、取り潰された武家の娘さんとの縁談がまとまって祝言をあげたそうな。何故取り潰されたかというとその娘さんの父親が桜田門で井伊直弼に斬りつけたからという。
そりゃ桜田門外ノ変じゃないかという話はともかく祖父は東京府の公共事業の請負で財を成して母は次女として産まれた。
父方は祖父が大蔵省(今の財務省)印刷局に勤めていて父は戦時中近衛兵で近衛歩兵第一連隊に所属していた。
本土決戦に備えて、米軍が上陸してくると思われた九州で情報収集の仕事をしていたところ、8月になって東京に呼び戻された。
8月14日に近衛兵が玉音放送阻止してポツダム宣言受諾阻止やら本土決戦で徹底抗戦するやらでクーデター起こした話は故半藤一利先生の「日本の一番長い日」に詳しいので、そちらを読んでいただきたい。
で、そういう父と母が戦後結婚して、三男として新宿区の聖母病院で産まれたのがわたしである。
自己紹介はここからはじまる。
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