7/12「ラテアート世界大会ついに予選通過!いざアメリカへ!」

あれから5ヶ月。申請済みの放置されてたパスポートの切り替えをようやく済ませ、天神の喧騒から逃げるように離れ、西鉄電車に揺られながらこの文章を書いています。

半年前の記憶とかぶるような景色の流れと心地よい揺れ。noteを書くということ、テキストを書くということから当分離れていたせいか、まだはっきりと心の淀みを感じます。それでも今の気持ちを残しておこうと思います。

今朝通過のメールがあり、参加表明の返信をしました。ラテアートの世界大会とは「コーヒーフェスト」という大会でアメリカ国内で年4回行われます。オープン戦なので世界中からオンラインで出場応募ができ、入賞歴や提出作品の評価によって選出された64人がトーナメント形式でラテアートの美しさを競います。

現在はMatthew Bolchiバリスタがシアトル大会、ニューヨーク大会、ルイビル大会と3連覇中。次回開催はカルフォルニア州、ロサンゼルスから車で1時間のアナハイムでの大会。大谷翔平選手の所属するエンジェルスのホームだったり、ディズニーワールドがあったりする大都市。

冒頭のあれからの「あれ」は、冬のニューヨーク大会。補欠合格しましたが渡航がうまくいかず悔しい思いをしました。心のショックが今でも蘇りますが、うまいこと昇華してガソリンに変換して、ずっとコツコツと力を溜めてきました。

どこにも行き場のないエネルギーたちを今度は全放出するということを6月にやったわけです。正直むずかしかった、とことん苦しみました。なんせ自分が言うこときかないわけです。心身共に。

前回大会と比べようもないくらい成長した自分をどうやって表現するのか。どんな作品をつくって審査員の方に見てもらって「ぜひ世界大会にでてください」と言ってもらえるのか。答えがあるようでない。破壊と再構築を連続的にやっていく。形になりそうになったら崩して、ゴールしたと思ったらちょっと先にゴールを再設定する…。

とまあ、ほっとけば深淵に沈んでいくような文章になりそうなので、ここらで。

あたらしいスタートの音がしたので、また今日から走ろうと思います。実はこれがはじめての競技会です。そう。いきなり世界大会なわけなのです。アメリカに行って「はいっ!」って一発勝負するわけです。この半年間、準備はしてきたし、本番までやれることをやっていく所存ですが、盛大にやってしまいそうな予感しかしません。

それもまた人生。実力不足、準備不足。勝負の世界。それすら楽しめる環境にいれるだけ感謝です。家族にもスタッフにもこれまでサポートしてくれた方みんなに感謝です。無謀なチャレンジを温かく見守ってくれてありがとうございます。

せっかくの世界大会へ挑戦なので、本番の8/6までの期間、できるだけnoteにテキストとして記録を残しておければなと思ってはいます。

それではまた明日!

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