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明るい未来に心ときめかせて

先日、知人の娘さんの成人式の前撮りをさせて頂く事になった。一眼レフで撮り始めてまだ一年にも満たない、そんなわたしに。このような依頼をしてもらえる日が来るだなんて思わなかったから、驚きでいっぱいでしたが撮影をさせて頂きました。


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コロナが世界中に、蔓延して早くも2年。


テレビをつければコロナのニュースで持ちきりだし明るいニュースよりも暗いニュースの方が多くて、わたし自身も精神的にも肉体的にも疲弊しているのが現状だけど。


おとなよりも子ども世代が、もっと辛い思いをしていて。今、社会で問題になっている事は皆んな知っているだろうか?


それは、


若年層の自殺者が増加した


ことだ。


コロナが流行る前よりも明らかに右肩上がりで、思うように学校に行けなかったり遊べなかったり普通の学生生活を過ごすことができない世代の子たちが自ら命を絶っているという事を知っているのだろうか?


これから先の未来を担う、若い世代の子たちは日本の宝だと私は思っている。


そんな大切な未来の担い手が、どこにも居場所を見出せず親や教師にも相談できずこの世を去ってしまっていると先日のニュースでは言っていた。



この不安定なご時世で、子ども世代だけでなく大人世代も心身ともに不安定になり余裕もなくなり我が子に厳しく当たってしまうというケースも多いそうだ。


当たり前に学生生活を送って、成人式を迎えて大人の仲間入りをして。当たり前のように社会の一員として働いて結婚して子どもができて家庭をつくって。


と言った当たり前の事が当たり前じゃなくなってしまった今。若者たちは何を見出して生きているのだろうか?


わたしを例題にするとしたら、

ずっと結婚せずに独り身なのかな?とか。

仮にも結婚できても、こんなご時世に子どもをつくって産み育てる事には自信なんてないし正直言って自分が生きていくだけで精一杯な現状で。子どもが欲しいだなんて私のエゴなのかなと思ってみたり。


人と会わない時間が増えて1人で過ごして、永遠にずっとこんな状態で職場と家の往復が当たり前になって自分が幸せになる事も諦めてしまう。



わたしが医療従事者で看護師だから、好き勝手な行動はできないし離れて過ごす家族でさえも数ヶ月に一度会うか会わないかだけど。


体調のことやら仕事のことやら色々と複雑な現状と向き合いながら生きていく事は本当に簡単な事じゃない。



だからこそ、今回わたしが成人式の前撮り写真を撮る事を引き受けたのも、こんなご時世だからこそ少しでも素敵な思い出をつくってあげたい!


おこがましいけど、そう思ったからだ。


あとから振り返ったとき、自分が20歳の時の写真をみて『こんな時もあったよね』と笑顔で笑いながら思い返してくれるような、そんなホッコリとした写真を撮ってあげたい!


そんな思いで撮影させて頂きました。



わたし自身も写真を撮る事で一枚いちまい丁寧に心を込めて。わたしらしい写真が撮れるように。

もっと精進したいです。



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突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪