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言われて、はじめて気づくこと。

一眼レフを始めて今月で半年の私。

そして持病には突発性難聴の後遺症もある。

重たい一眼レフを持って撮影するのに気になるのが、やはり『手ブレ』することだ。


わたしには、後遺症に『身体のふらつき』がある。

つまり何が言いたいかと言うと。

平衡感覚に障害をうけている。


ということだ。


ピンとこないかもしれないけど。

例えで言うと、カラダのバランスを崩しやすかったり、つまづきやすかったり、といったことだ。

何度かnoteにも書いたが私は難聴を発症したとき、酷いメマイとふらつき、それに加えて耳鳴りなどの症状が酷く重症だった。


そんなハンデもあって、重たい一眼レフを始めるにあたり不安は人一倍大きかった。


わたしのカラダは普通じゃない。


耳の病気は完治が難しいケースや治療方法が解明されていないものも存在する。難聴も、その一つだ。


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わたしはリハビリ目的も兼ねてカメラを始めた。

四国カメラ部に縁あって所属させて頂いて、四国の地域活性化や情報発信を行う役割を与えられた。

しかし。

周囲にいる先輩達はベテランカメラマンばかり。

入部できた喜びは束の間で、一気に現実に引き戻された。

初心者で、かつハンデのある私の写真なんて誰が興味を持ってくれるんだろう。


きっと少なからず手ブレしているであろう私の写真。

レンズの種類によっては手ブレ補正機能があったり、撮影時に三脚など利用したりするが、なんだか感覚的に納得のいかない写真しか撮れなかったりピント合わせからして上手く出来なかったり。


自信を失って、へこんで

『私らしい写真って一体なんなんだろう。』


と思い悩むことも、日常茶飯事だった。


『随分、腕が上がりましたね。』


私に一眼レフを薦めてくれたフォトグラファーの方から言われた言葉。

一眼レフがうまく使いこなせなくてつまづいた時、相談に乗っていただいて私にアドバイスをくれて。わたしは、上手くなりたい一心でがむしゃらに撮り続けた。


自分自身では、写真が上達したとか上手くなったなって気づかないし分からないから。

人に言われて気づくこともあるんだなと。

改めて、そう感じたしそう思った。


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『永遠さんの写真は場面の切り取り方に深みがあるので、一緒に撮りに行ってみたい。勉強させていただきたいです』


と、

そんな風に言ってくださる方もいて、素人には恐縮だが嬉しいお言葉もいただくことが増えた。


自分の写真だなんてと不安でいっぱいで仕方なかったけれど。1人でも、そんな風に言ってくれる人がいてとっても嬉しかった。

少しは私の撮った写真が相手の心に響いているのかなって。


第二者、第三者から言われた言葉に救われた今月。

嬉しさはあるけど、まだまだ修行の身!

慢心することなく、前へ前へと進んでいきたい。

そして

『自分の世界』


を写真を通して写していきたい。


写真は写心。

そんな気持ちも忘れずに日々、精進していきたいです。


突発性難聴の後遺症と向き合いながら社会生活をしています。聴力障害あり。趣味のカメラと、わたしの生きたしるしを残しています♪