カップルでは絶対見ないでほしい🙅♂️映画を4本ご紹介
今回はカップルでは絶対見ないでほしい映画を4本ご紹介。先に言っておきますが、今回ご紹介する映画はどれも素晴らしい映画です!カップルが主人公ですが、けしてハッピーエンディングとは限らない。パートナーと観たら気まずい空気になるか・・・関係を考え直したくなるか・・・将来が不安になるであろう・・・そんな作品たちを紹介したいと思います(笑)
「(500日)のサマー」(2009)
Green DayやMaroon5など様々なミュージックビデオを手掛けているマーク・ウェブの初長編映画。冴えない主人公トムが、会社に入ってきた新しい女の子サマーに恋する物語。二人は恋愛関係に発展していくが、サマーは恋人ではなくカジュアルな関係を求めます。トムは「それでもいい」と承諾しますが、恋する気持ちが止まらず感情的になってしまいます。見た目はごく普通の可愛い女の子のサマー。女性から見ると少しあざとい行動もしますが、トムはそこに全然気づかず、ズブズブと彼女にハマっていきます(笑)一見大人しそうに見えて、何故か男性が絶えない女性っていますよね。サマーはそんな女の子に近いかも。反対に女性の扱いに慣れてないトムはデリカシーのない言葉も言ったりするので、最初から違う方向を向いた男女がどんどんすれ違っていきます。何気ないすれ違いがすごくリアルなのでカップルでの視聴はオススメできません。サマー役を演じるズーイー・デシャネルの可愛い顔に騙されないで(笑)ハッピーなロマンスコメディではありません!(笑)
「ラ・ラ・ランド」(2016)
ライアン・ゴズリングとエマー・ストーン主演のミュージカル映画。アカデミー賞では監督賞、主演女優賞を含めた6部門を受賞した大作です。ハリウッドを舞台に売れないジャズピアニストのセブと、女優の卵のマヤの恋の物語。お互い支え合いながら夢を叶えようと頑張るカップルの成長を描いていますが、なかなかうまくは行かず。今、お互いに仕事や将来のために頑張っているカップルがいたら、主人公たちに共感し過ぎてしまう可能性があるのでオススメできません!個人的には今作を作ったデミアン・チャゼル監督の過去の作品「セッション」の方が「ラ・ラ・ランド」より断然好き。ロマンスは何もない作品ですが(笑)後半なればなるほどやって来るドキドキ、ラストは圧巻です。ちなみに「セッション」もアカデミー賞助演男優賞を含む3部門受賞した大作。こちらも見てない方には是非オススメです!
「ブルー・バレンタイン」(2011)
こちらもライアン・ゴズリングが出演。実力派女優ミシェル・ウィリアムズと夫婦役を演じています。「ラ・ラ・ランド」でジャズピアノをセクシーに弾いていたライアン・ゴズリングは一体どこへ・・・・今作では薄い髪の毛でピアニカを弾く姿になっています・・・(笑)幼い娘を持つ夫婦ディーンとシンディーは共働きをしながらも生活はギリギリ。倦怠期すら通り過ぎたような今にも崩れ落ちそうな夫婦です。時よりフラッシュバッグででる若き頃の二人と、現在の二人のシーンが辛くて胸が苦しくなります・・・。私が初めて「ブルー・バレンタイン」を観た時は遠距離恋愛中で、観終わった後は唖然としました。観なきゃよかった・・・と心の中で呟きましたよ(笑)二人の演技が素晴らしいので尚更、切な過ぎて最悪な気分になります(←最高の褒め言葉)
「マリッジ・ストーリー」(2019)
アダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソン主演。タイトルは「マリッジ・ストーリー」ですが、離婚調停する夫婦の話です。けして憎み合って離婚をするわけではない二人ですが、早く次の人生を歩みたい妻ニコールと、中々現実を受け止められない夫チャーリーの二人の溝がお互いに弁護士を挟む事によって悪化します。二人で息子ヘンリーについて話ながらどんどんヒートアップし、感情のぶつけ合う長台詞のシーンは何度観ても凄い!改めてどんな役でもこなしてしまうスカヨハの演技も魅力的ですし、ドラマ「ガールズ」でも思いましたがアダム・ドライバーはナヨナヨした男性役がすごくハマり役(「スター・ウォーズ」のカイロ・レンとは大違い(笑))今作でアカデミー賞助演女優賞を受賞したローラ・ダーン演じるお金の匂いがプンプンする弁護士も最高です(笑)結婚も離婚も経験した事ない私ですが、俳優たちの掛け合いが妙にリアルで、カップルによって別れを一押しされるか、お互いの関係を見返すいい機会になるか・・・どちらかに動きそうな作品かもしれません。
いかがだったでしょうか?もう一度言っておきますがどれも素晴らしい作品ですので全部オススメ。パートナーがいる方は一緒に観ない様に、気をつけてくださいね(笑)♡やコメントも待ってます✌️
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