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乙女座09度「未来派の絵を描く人」

乙女座09度のマーク・エドモンド・ジョーンズのサビアンシンボルは、 A man making a futurist drawing.「未来派の絵を描く人」。

「未来派」というのは、20世紀初頭にイタリアで起こった芸術運動のことで、その背景には産業革命以降顕著になった工業機械文明と、急速な都市化がありました。そして、この運動に賛同した芸術家たちは伝統的な芸術と社会を否定し、新しい時代にふさわしい機械美やスピード感、ダイナミズム(力強い動き)を表現しました。

ディーン・ルディアはこの乙女座09度のサビアンシンボルを、An expressionist painter at work. 「仕事中の表現主義の画家」と言い換えました。

表現主義とは、1900年代前半にドイツを中心におこった芸術運動のことで、とくに美術においては、内面的・感情的・精神的なものなど、目に見えないものを主観的に強調して表現する傾向を持ったものです。

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