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料理と毎日 4月30日〜5月6日

別冊文藝春秋さんでエッセイ「ひとりでまんぷく」連載がスタートしました。


第一回目はスパイスラーメンのお話です。是非読んでいただけると嬉しいです!




4月30日(日)雨のち曇り


昨日、田植えが早く終わったので、今日は義父母とともに九十九里へドライブ。夫の実家は意外と海とも近く30分も走れば海岸線に出る。波の景色は雨でも気持ちがいい。
道の駅に行き、とても立派な海鮮丼となめろうをお昼ごはんに食べた。なんてことのないフードコートのようなのに、さすがお魚がおいしい。ひじきの煮たのなんか絶品だった。ほくほくと幸せな気分。


そのあとまた別の道の駅へ行き、義母と花の苗を見る。シランを私が買おうとしたら、「うちのを掘っていけばいい」と帰ってから根っこごといただく。

ナローパクチー
きゅうりのガラムマサラソテー
ポークソテー
焼き筍、菊芋のソテー
サラダホウレンソウ、トマトのひとサラダ

カブとクリームチーズのスープ


5月1日(月)晴れ

午前中、昨日義母にいただいたクレマチス、シランを植えるために庭仕事。
ついでに花の終わったモッコウバラも整理する。増え過ぎた三つ葉も引っこ抜く。すっきりした。今年は紫陽花によく花がついている。

ビオラももうそろそろ終わりだ。



有賀さんと夜ご飯。先日行ってすごくおいしかったので有賀さんにも気に入っていただけると思い、渋谷のPEZへ。2人でおなかが引きちぎれるほど食べて、飲んで、BOSSAに移動。林さんと有賀さんと3人でおしゃべりしていると、他愛もない話がとてもおもしろく、そしてじわじわとやる気が出た。

5月2日(火)晴れ


夫の仕事が午後からだっらので、近くに出来たベトナム料理のお店へ早めのランチへ行く。カラフルな店内はカフェのような雰囲気で国産の長粒米を使っているそうだ。少し変わったそぼろを乗せたご飯がとてもおいしかった。ベトナムの発酵調味料を使っているとのことで海老の濃厚な香りは少し塩辛のよう。私は全然海外に行ったことがないので、知らない味をこうやって食べれると嬉しくなる。


夜、「デイジージョーンズアンドザシックスがマジで最高だった頃」のドラマを見る。並行して小説も読んでいるのだけど、マジで最高だと思う。デイジーが友人のYさんにそっくりで、Yさん歌上手かってんなあと思ってしまう。

「洋風豆腐ディップ」
絹豆腐1/2丁(よく水切り) 梅酢マスタード ※梅干し、粒マスタードでも 滑らかになるまで混ぜるだけ。 私はすりこぎで。 にんにくスライスを入れた1%の塩水で茹でたスナップエンドウとそら豆に添えて。 ほんのりニンニク味の豆類は子供にも人気でした。
「豆腐ニラ団子のお味噌汁」
お豆腐の残り1/2丁は豚ひき肉300g、片栗粉、にら1わを混ぜ、豆類をゆでたお湯に水を足して、団子に丸めて落とす。蕪も入れてスープ仕立てに。 梅干し、お味噌、みりんで味付け。 あとは鯵たたきでした。

5月3日(水)晴れ


今日から子供達もお休み。娘は出かけてしまったので、少しGWらしいことをしようと、アサコイワヤナギへケーキを買いに行く。うーん、さすがおいしい!みんなでシェアしたくて取り分けたら、写真に撮れるような形相では無くなってしまったので画像はなし。
とてつもなく贅沢をした気分。


夜は鍋。葉っぱたっぷり。
草鍋といってもいいのではないかしら。レシピとしてはおすすめしないけれど、今日の私たちにはぴったりのお鍋だった。


夜「17歳の瞳に映る世界」を見る。原題の「Never Rarely Sometimes Always」」の方がしっくりくる。私は、女性に生まれたくなかったとまでは思わないけれど、女性特有の辛さが、いつも小骨のように胸に引っかかっている。もちろん男性もいろいろ大変なことがあるのだろうけど、女性の身体的な辛さはなんとも言えない。妊娠だってそうだ。

映画を見ていて胸が苦しくなったのが、困っている「人」ではなく、困っている「女の子」として認知されている場面。手を差し伸べてくれた人は善意を持って接しているようで決して純粋ではない。人間の前に「女」として見られる虚しさ。見ている間中ずっと辛かった。
親友とパンを食べるシーンに小さく安堵した。何も口にできない辛さもわかるから。


5月4日(木)晴れ


朝から家族で、映画「スーパーマリオブラザーズ」を4DXで見に行く。音楽も良かったし本当に面白かったのだけど、いやはや4DXは疲れた。だって、よく考えたら後ろからずっと殴られているような感覚だし、ずっと揺らされているし!音楽も私たち世代に刺さるセレクトで、思わずニンマリ。

家に帰ってきて、全員疲れてしまい寝てしまった。

ソファで変な体勢で寝ちゃったから、首が痛く、春巻きまで失敗してしまった。仕方がない。
明日からはキャンプだ。


春巻き大失敗の図。ホタルイカ、グリーンピース、モッツァレラチーズ。頭の中では成功していたんだけどなあ。
あとはタコのリゾット

5月5日(金)晴れ


今年の連休の予定を立てる時にはすっかり出遅れていて、行きたい宿も取れなず、やっと見つけたのが清里のキャンプ場だった。

朝早くに出発。車で「らんまん」を見る。
高速道路は予想に反して混んでおらず、すんなりと進みいつの間にか眠ってしまって起きたら山梨だった。長坂ICで降りて、目的地にしたいほどのお気に入りのお店「スーパーわたなべ」でお肉を買い出し。いつも私を惑わせる、お肉の山。見ているだけでクラクラする。ああ、せめて車で1時間の場所にあれば!保存食を作るという名目でたっぷり買い物をする。

その後、鯉のぼりが名物の道の駅へ向かう。考えることはみんな一緒だ。長蛇の列で駐車場への道はちっとも動かない。丘の上の道から鯉のぼりをチラリと見て断念して折り返す。
ランチができるお店を探すも、どこも道から行列が見える。車でふらふらと行き、繁華街から少し外れたところでお店を見つけた。ペンションを改造したようなざっくばらんなフレンチのお店。なんとなく昔ながらの土地の空気を感じて楽しかった。


道すがら、おしゃれな建物を見つけて、看板を見ると「本」と書いてある。「のほほん」という本屋さんで、コーヒースタンドが併設してあり、独自のセレクトの本屋さんだった。置いてある本もとても好みのものばかり。
料理のジャンルもあって、食エッセイも多い。いいなあ、こんなところに置いてもらいたいなあと思っていたら、「今井真実のときめく梅しごと」が!びっくりして嬉しくて思わず「記念に写真撮っていいですか!?」とお店の人に聞いて撮影する。


途中大好きな「ひまわり市場」にも立ち寄り、お漬物やチーズ、パンを買う。完璧な布陣。
目的地へのキャンプ場へは結局チェックアウトの時間をちょっと過ぎて到着した。

オーベルジュに併設されたキャンプ場はホテルの食事も利用できるらしい。しかしフレンチの雰囲気に怖気付いて、最終日の朝食だけ予約する。


夜は戦利品で炭焼きやら燻製やら馬刺しを。



牡蠣と蛤の襲いかかってこられるような美味しさ。圧倒的だった。



5月6日(土)晴れのち雨

夜から雨予報だったため、急遽キャビンを借りて移ることに。テントを畳んで撤収。今のところのお天気は晴れだったけど、用心するに越したことはない。

朝もゆっくりとご飯を食べて、そのままのんびり。



昨日の夜、余った牛肉に、焼肉のタレを揉み込んでおいてビーフジャーキー作り。

お昼ご飯は燻製した鮭でお茶漬けを食べる。ひまわり市場で買ったお漬物とワカサギの唐揚げもトッピング。最高。


キャンプ場は観光スポットの一角にあり、同じ場所で動物と触れ合えたり遊び場があり息子はとっても楽しんでいた。私も久しぶりに乗馬体験。ちょっと嬉しい。


夕方の早い時間から、お風呂に行き、娘のリクエストで「小作」へ。ほうとうを食べてお腹いっぱい。

サイトに戻ってきてキャビンのスペースで焚き火をしていたら、案の定雨が降ってきた。キャビンにすぐ戻り、デッキでしばらくお茶を飲んで夜の雨を眺め、本を読んだ。



今週のvoicy




Thunderstruckが使われている映画集あったら知りたい。だって絶対盛り上がるストーリーでしょ!


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