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料理と毎日 12月25日〜12月31日 年末のご挨拶


12月25日((日)晴れ

朝4時に起きて原稿を書く。
8時には家を出て千葉に向かわなければいけないのでなんとか終わらせなくてはならなかったためだ。
車の中で寝ればいいと思っていたのに、お天気で太陽がまぶしくうまく眠れなかった。

お餅つきといっても、杵と臼ではない。餅米が大量なのでつくのには機械を使う。
お餅が熱々のうちに待った無しで棒で平たくのしていく。
今年の私の役目は、重量をはかりお餅を袋詰めをすること。

帰ると娘の友達がいたので、カレーをテイクアウトして皆んなで食べた。
労働のクリスマスが華やかな時間に。

クリスマス仕様なのかタンドリーチキンが大きかった。


12月26日(月)晴れ


午前中ポケモンカードをいっしょにやるも、私がルールをわからなすぎて息子に「…もうだいじょうぶ、やめよっか」と言われる。

仕事から帰ってきた夫は息子と美容院へ。

今日締め切りの仕事がいくつかあったので原稿を書く。
途中お昼寝を少ししてジムに行った。やっとゆっくり過ごせて、自分でもほっとする。

夜に納品して、次の締め切りの期日を見ると1月3日と書いてあった。

鉄板焼き
スーパーで国産牛タンが半額!
もやしをたっぷり食べたくて3袋も食べちゃった。


12月27日(火)晴れ

午前中にジムへ。帰りにそろそろお正月の事を考えなくてはと、お花やおせちの材料を買う。

夕方からは友人達が来てくれて、忘年会。何にも考えずのんびり料理。
あっという間に宴の時間が過ぎていった。
楽しかった〜。

カブとたらこクリームチーズ
菊芋のロースト
じゃがいもとごぼうの素揚げ
イベリコ豚と牛肉のソテー
紫キャベツとりんごの梅シロップ
塩マグロのサラダ
じろうさんのビリヤニ







12月28日(水)晴れ


お昼にルーローハンのようなものを作る。

「お手軽 魯肉飯」
トンテキ用肩ロース300g脂身が多いものを選び、みじん切り。 たっぷりの紹興酒で煮て、しめじ1/2パック、長葱みじん切り、フライドオニオン、お醤油、オイスターソース、思うより多めのはちみつ。弱火で30分ほど煮込みます。最後はちょっと煮詰める感じ。高菜漬けを添えて。


昨日本屋さんで買った山田詠美さんの自伝小説を読み始める。

ある記述に胸が込み上げる。
もう25年以上前のこと、あの日の風景、山田さんの美しい笑顔。

夕方お正月飾りなどを買いに。その後に忘年会に出かける。
若い人たちに誘っていただくってとても嬉しいし、もうめちゃくちゃに楽しくて大笑いした。
それに、大人になってから誰かと仲良くなるって本当に嬉しいものだ。


12月29日(木)晴れ 


仕事と家のこと、年賀状の作業。合間に本を読んだり。
おせちの買い出しをする以外のんびり過ごす。
夜からお風呂に行く。
露天風呂から見える月が綺麗だった。

やっと「鎌倉殿の13人」の最終回を見る。なんだあの終わり方は!
もう号泣だし、ショックだし。すごいものを見た。

おせちも少し作り始める。
夫が伊達巻と松風を作り、その間に私が八幡巻を作った。


「きのこ鍋とアボカド春菊だれ、カルボナーラだれ」
昆布、お醤油、お塩、お酒のお出汁に マッシュルーム、しめじ、豚バラ肉、白菜と長葱の細切り。 タレは春菊みじん切り、アボカド、お醤油、お酢、ごま油。 パルメザンチーズ、全卵、お塩、黒胡椒をよく混ぜたもの。 子供に大好評でした!




12月30日(金)晴れ

ああ…おせち作らなきゃと、のろのろとお布団から出る。

いつもなら作るものを表にしてはるのだけど、仕事っぽくなってしまうのが嫌で思いついたものをちょこちょこ完成させていく。

お昼ご飯は中華粥。



お出汁をたっぷりとっておいたり、スープジャー、シャトルシェフを使ったり同時進行をしたおかげで夜には終わる。


夜は恒例の焼き鳥。
根菜のオーブン焼き 
おせちで出た、飾り切りのお野菜の端っこや、皮は
ざっとお塩を振って、オリーブオイルをかけて220度20〜30分オーブンで焼くとおつまみになります。




12月31日(土)晴れ


朝からおせちを詰める。
この写真を撮影した後、くわいを詰め忘れたことに気づく。今年もお疲れ様、私。
去年もおととしともラインナップは一緒だけど、里芋が大きいものが買えて切り口が美しい。

夕方から千葉の夫の実家へ。

すき焼き

今年が閉じます。


ご挨拶



2022年は2月に初の料理本「毎日のあたらしい料理-いつもの食材に「驚き」をひとさじ」がKADOKAWAより発売され
4月にレシピエッセイブック「いい日だった、と眠れるように-私のための私のごはん」が左右社より発売されました。

2022年はさまざまな媒体に取り上げていただき、レシピもエッセイもいろんな場所で書かせていただきました。

1回のご飯でも参考にしてもらえれば、と思いながら、いつもいつもレシピを作っています。この1年も、皆さんの「作りました」というお声が本当に励みになっていました。ありがとうございました。

来年は2月にこの「料理と毎日」をまとめた書籍が発売されます。
4月にはフライパンをテーマにしたレシピブック、梅仕事の本が発売される予定です。
皆様にどうぞ気に入っていただけますように!心から願っています。

今日も明日も明後日も、年末も年始も料理番はなかなかお休みがないかもしれませんね。でも、ぼちぼちとやっていきましょう、キッチンで立ったままクッキーを1人でかじったりね。
2023年もどうぞよろしくお願いいたします。


今週のvoicy





「新しいお月見」というプロジェクトに参加しています。 https://note.com/new_otsukimi みんながボランティアで運営しておりますので、もし良かったら上記アカウントにサポートいただければ、ありがたいです。 どうぞよろしくお願いいたします。