見出し画像

料理と毎日 10月23日〜10月29日

10月23日(日)晴れ

岡本太郎展へ行く。
息子が赤い手を見た後に青い手を探しに行ったりいつの間にそんなに作品を覚えたのかと思っていたら、タローマンを何度も何度も見ていたからであった。

今の私に必要だった作品と言葉だった。
1人くらい自分のような変わり者がいていいのかなって、少し思えた。





10月24日(月)雨

熱はないのだけど、なんとなく体調が悪くだるい。
1日中寝込む。

夕方やっと楽になり、温かい鍋が食べたくて買い物に。毎日お鍋がいいけど、うちの場合くつろいじゃうからなあ。

「豚ももとタコのしゃぶしゃぶ」
またまた、リピートしたくなるお鍋ができた!
お鍋には、昆布とお酒とお塩。 白菜と長葱を細切り。お豆腐。 豚ももと豚肉をしゃぶしゃぶしながら、一緒に食べます。 あっさりだけど、うまみがたっぷり。優しいのに食べ応え抜群で最高です。 最後は汁かけご飯に。
タレは海苔の佃煮、ポン酢、大根おろし、一味をかけて、食べます。 冷蔵庫に余っていた海苔の佃煮が、ちょっとタレを甘めにしてくれてやみつきになります。 ピリ辛がいい!磯の香りがタコに合います。 お刺身売り場のゆでだこを薄切りにします。


10月25日(火)雨

午前中から打ち合わせだったけども、どうしても起き上がれずスケジュールを変更してもらう。
午後から少し楽になり、ZOOMでと申し出たら、ゆっくり休んでくださいと言っていただく。お言葉に甘えて横になって過ごした。

2014年に漬けた梅を湯呑みに一粒いれて、お湯を何度も注いではすする。ほっとして、しょっぱくておいしい。まるでお出汁のよう。体に沁みる。
最後はふやけた梅にハチミツをかけてぐずぐずと潰しながら食べた。
とにかく何かに効くのだ。

空いた時間で、昨日半額になって買っておいた筋子をばらしていくら漬けを作った。食欲で動けるくらいだから、まだ体調はいい。

「いくらご飯」
やっとお手頃なすじこを見つけたので、いくら漬け。 私はほぐして、お塩と白醤油だけで漬けています。 いくらと、鮭と、更にアボカドと海苔を合わせると、悶絶ものでした。 満を辞して、今年初の新米です。
夫が横浜で仕事だったので山東の餃子も。 青梗菜と卵もゆでて、根菜のお味噌汁。 なんてご馳走…!幸せなご飯でした。




10月26日(水)晴れ

昨日で具合の悪さは抜けたよう。ああ良かった。ちょっとずつ溜めていた仕事をする。

息子がぜんぜん学校から帰って来ず、心配していたら、公園で穴を掘っていたとのこと。
サッカーに迎えに行けば、頭の地肌まで砂だらけ。
こっちも病み上がりなので、もうなんでもいいや、と思う。

「黒酢鶏」 塩唐揚げの部分ですでに、笑っちゃうほどおいしいのですが、さらにこってり甘酢でざっと和えます。 唐揚げ用鶏もも肉400g、水気をふき お塩4gかけて片栗粉30gをまぶします。 皮のところも丁寧に。 フライパンに油を大2ひいて皮目を下に広げながら乗せて、中火に点火します。
しばらく放っておき、皮ががりがりになったら、裏返し、全ての面がカリッとしたらバットに取ります。 フライパンの油をさっとぬぐい、乱切りにした蓮根と長芋を焼き、お砂糖大2、黒酢大4、お醤油大1を入れ、混ぜながら沸騰させ、鶏を戻し、全体に絡めたら出来上がり! 塩唐揚げの時点で味見推奨!


10月27日(木)晴れ


お昼ご飯に食べた「煮るだけボロネーゼ」牛挽肉だけバージョン。

打ち合わせに編集さんがいらっしゃる。
ほとんど話が脱線して、きゃっきゃと笑っていたら、息子の体操の時間になってしまった。
好きな料理家さんや、料理本について語り合えるからすぐに時間が経ってしまう。
でも試作を気に入っていただけて安心した。

「豚とレンズ豆の白ワイン煮込み」 自分でも半信半疑で試作したらすごくおいしかった一皿です。 ビストロおかず、これだけで作れる!と嬉しくなりました。 豚バラブロック300g、余分な脂を削ぎ切り、1cm幅に切り、塩3g混ぜておきます。 フライパンに水400g、玉ねぎ粗みじん切り100g(約1/4こ)乾燥レンズ豆50g、白ワイン100g、豚バラを入れて、中火で沸騰させて、煮たったら、少し火を弱めて30分〜40分に続けます。豚バラが柔らかくなったら出来上がり。ほんのりお出汁が残っているくらい煮詰めていってください。 編集さんがおかわりしてくれてほっとしました。



気になっていた本も貸してもらった。
この仕事を始めて良かったと思うことは、好きな作家さんや料理家さんの話が出来ること。

夜はステーキにマッシュルームとエリンギを薄切りにしてバターと牛乳で作ったソース。 お肉ばかり食べた1日でした。 あとは白菜とおネギ、山芋のお出し。 アボカド納豆ご飯でした。



10月28日(金)晴れ

溜まっていた事務仕事。
息子の習い事の送りのあと、娘の病院のつきそい。

その後、2人でドラッグストアでお買い物。なかなか一緒に行くことがないから、ほしいもの言ってねと言ったらハーゲンダッツまでかごに入れていた。

「おいしいごはんが食べられますように」を読んだ。わ…わ…と思いながら。私は料理が仕事だけど、二谷さんの気持ちはすごくわかる。うまくいえないけども、そういう心持ちだって尊重されるべきだって思うのだ。


豚もつ煮込みをいただいたので、お豆腐を入れて煮込みました。
ぶり大根。フライパンで簡単にできました。

10月29日(土)晴れ


近所の中華料理屋さんでお粥研究。

午後から息子がお友達と遊ぶので付き添い、結局公園からうちに移動。
その間に試作と、煮込んでいる間に原稿書き。

夜、「大統領の料理人」を見る。
予告編の雰囲気より淡々と話が進み、とっても良かった。
名誉をつかんだあとの孤独、食べる人の反応を見れない、最初は好みもわからない、必要かどうかもわからない、だけども毎日スタンバイしない、健康にも気を遣わないといけないという、じわじわと蓄積する辛さ。
その先に見えた生き方。思わずにやっとした。
自分の心に従い、本当にしたいことってなんだろうって考えること。ああ、すごく良かった。
「スクランブルエッグとポルチーニ」「トリュフバターとトリュフのタルティーヌ」とってもおいしそうだった。

あっという間に週末が終わる。

ホテルライクな欧風ビーフカレー

油大さじ1でたまねぎ1こを炒め焦がしたら、横で牛スネ肉500gをを小さく切り小さじ1のお塩をまぶし、大さじ1/2の油を足し焼き付ける。
赤ワイン400g水200gを入れて1時間半煮込む。
カレーパウダー、カルダモン、シナモン、クミン、コリアンダーを入れて
トマトジュース、ブルーベリージャム、蜂蜜、お醤油をいれてざっと混ぜ、水を入れて煮立て、小麦粉15gとバター15gをレンジで20秒加熱しよく混ぜて、溶かしていく。

こんなふうになったのは、牛肉の赤ワイン煮込みを作ろうと思い、途中変更したからです。ジャイアンシチューみたいになりそうで怖かったけど、すごくおいしかったー!でもレシピ化するには材料が多いですね。


掲載情報


『ライスペーパーピザ』

ライスペーパーと卵で作る「ベトナム風ピザ」
アジアンテイストなおさかなのソーセージレシピです。




『アボカドちらし寿司』


揚げ焼きしたおさかなのソーセージと アボカドやカイワレ大根を散りばめた かんたん華やかなチラシ寿司です。
#70周年70レシピ



にんにく風味がきいたあっさり味「豚薄切り肉と千切り野菜の鍋」レシピ



料理家・今井真実さんが頼りにしている常備品3選!時間名がない、忙しい日に活躍



【助っ人冷凍ソース】04:おかずやスープ、スイーツにも。電子レンジで作る「かぼちゃのソース」


ガンズのライブがもうすぐ!


「新しいお月見」というプロジェクトに参加しています。 https://note.com/new_otsukimi みんながボランティアで運営しておりますので、もし良かったら上記アカウントにサポートいただければ、ありがたいです。 どうぞよろしくお願いいたします。