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CADDiでTechnical PdMをやっている理由

こんにちは、imaimaiです

昨日pmconfがあり、登壇をさせてもらいました(資料)。緊張しましたが貴重な機会でした。

テーマが「覚悟」だったわけですが、以前AI Labの立ち上げ当初に社内に書いたドキュメントが、自分の登壇のコンテンツよりも「覚悟」っぽいなと思ったので、せっかくのタイミングなのでnoteで公開してみます!

なぜCADDiでPdMをしているのか

自分なりにキャリアやポジションについて考えたことを言語化してみようと思います。

まず初めに、私はポジションというものにほとんど興味がありません。今風の肩書は転職の際に少しお賃金が増えるかもしれないので嬉しい!くらいです。今も自分がPdMなのか聞かれると本当にそうなのかはっきりわかりません。ただ、CADDiの中で自分がやりたいことを達成するために今必要なことを観察し、考えて動いているだけです。やっていることの中で今一番近いポジションが PdMという方が正しいのかもしれません。

元々研究所でデータサイエンティストをしていた私のキャリアは前職ですぐに破壊されました。事業に魅力を感じ、「データがあるから分析してインサイト出し放題だよ」と言われて楽しみにして入ったら、IoTの無線部分もインフラアーキテクチャもバックエンドもフロントエンドもすべて十分でない状態で、夜な夜な起こされる。おかげさまで、Slackの通知音で目が覚める体質になりました。また営業の体制も整っておらず、クロージングに苦労する。もはや何か特定のものを学べる状況ではありませんでした。

開発会社の再選定、アーキテクチャの再考、開発ロードマップの引き直し、オンボーディングプランの整備、価格改定、ウェビナー開催、アライアンス構築、HP・SEO改修、リクルーティング、データ分析手法に関する特許作成、プレスリリース仕込み、社員の小競り合いの解消。必要なことは何でもやりました。やらないと死ぬからです。今振り返ると素人に付け焼き刃のものばかりだが「やらないよりはまし」でした。ここでプロダクトや会社は技術やいいアイディアだけでは成り立たないことを学びました。そして大きな目標は一人では達成できず足りない要素は人に任せる、お願いする必要があることも学びました。

幸い、私はこういう働き方が性に合っていました。何か一つのことを学んだり極めるなら大企業や大学にいても良かったところを、スタートアップという世界に飛び出してもがいてみてとても楽しかった。「どうやるか」より先に「なにをやるか」を考え抜くことが楽しかった。一つの大きなことを総合格闘技で攻め落とすのが楽しかった。だから今このフェーズのCADDiにいます。私は今のCADDi AILabも前職のスタートアップ同様だと思っています。

私個人がCADDiで見たい景色は、入社時からあまり変わらず、下記のままです

  • 共通化されたフォーマットを製造業の人が利用し、設計から調達・製造の業務がCADDiのプラットフォーム上によりエコシステムを形成している

  • 謎の関係性ではなく、スキルと志によってサプライチェーンがリバランスされる

  • 製造業の人が単なるQCDだけではなく付加価値を意識した働き方ができている

これを実現したいと思っているし、その実現にはAI Labの力が必要だと信じています。

こんな感じで皆それぞれ、CADDiが成し遂げたいこととCADDiで成し遂げたいことの公約数にBetしてJoinしていると思っています。それに向かって「素人に付け焼き刃だがやらないよりはまし」なことなんてたくさんあります。各々がそれを感じ、ポジション関係なく見つけて動くことができる強いチームにしていきたいと思っています。なので、このような動きをしたいが何らかの理由でできていないという人がいるならば、言ってください。その要因は積極的に取り除きたい。

我々は完璧な組織やプロダクトを持っているわけではありません。試行錯誤のなかでより良くしていく必要があります。しかし、組織が大きくなるにつれ、組織を越境することや声をあげることにひときわ勇気が必要になってきます。(私自身得意ではないことの一つです)。だからこそ「コト」に向かい、声をあげられる人を私は最大限尊重したいと思っています。真摯に受け止め、議論したいと思っています。そのような議論がガンガンおこる組織にしていきましょう。より良いプロダクトを、より良い組織を一丸で作っていければと思っています。やっていきましょう


同じ思いがある人、すこしでも話聞いてみたいと思えた方、募集してますのでぜひカジュアル面談等しましょう!

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