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外国人介護士さんの現状と課題

こんばんは!かずき🦊です!

介護人材の不足によって、外国人人材の活躍が期待されており
今後は、外国人の方々との交流も増えていくことが予想されます。
改めて、向き合い方や現状どうなのか?
定期的に発信していこうと思います。

現状どうなの?

日本はフィリピン、インドネシア、ベトナムなど東南アジア諸国と経済連携協定(FTA)を結び、外国人介護士候補を受け入れました。しかし、現状では当初政府が掲げていた目標の確保すべき外国人介護士人数は達成できていません。その背景には、外国人介護士を受け入れるにあたって様々な問題点があるみたいです。。。

「人が足りないから安い外国の方を雇おう」この考えはもう通用しません。今後は、外国人介護士さんとの関わり方、信頼関係、雇用について、しっかりと向き合わなければなりません。

1.言語 2.文化の壁 3.偏見 4.定着率

この4つが課題として挙げられます。

▲言語

介護現場
利用者さんの要望を聞き、認知機能や、言語障害を有しておられる方々も多く、満足度の高いサービスを提供するためには、コミュニケーションスキルは必須です。ただでさえ難聴、表出困難などで意思共有が難しい方が多い中で、言語の壁は、両者のストレスとなってしまいます。

介護福祉士の資格

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外国人介護候補生は、規定年数以内に介護福祉士に合格しないと強制帰国させられます。介護福祉士の試験は当然すべて日本語で書かれており、難解な専門用語が並びます。そのため38.0%とと低く、帰国する外国人介護候補生は後を絶ちません。

▲文化の壁

文化習慣の異なる外国人の方が、食や生活の違いに対応できるサービスを提供できるか不安視される声も上がっています。しかし、フィリピンなどでは、お年寄りを大切にする文化があり、誠実な対応が満足度の高いサービスを提供できているとの声も多く上がっています。文化の違いは、初めこそ違和感が生じるかもしれませんが、さほど問題とはならないと思います。

▲偏見

やはり一番の問題が、日本人からの偏見やサービスを受けることへの抵抗にあるでしょう。日本人介護士、利用者の双方から不満が挙がることも少なくないです。。。
日本人、外国人の給料は、ほぼ同じであり、業務負担が増加することに対して不満を感じ離職されることが新たな課題となっています。
個人的には、最初だけだと思います。結局は、人種や文化ではなく、その個人がどうなのかを見るべきであり、外国人だからというフィルターで見るのはいかがなものかと。事業者さんや、同僚の方々にはぜひ、個人を評価してあげてほしいです。。。

▲定着率

介護福祉士に合格しても、母国に帰国してしまうケースが多いです。言語や文化が違う、偏見もある異国よりも、自国で働きたいと思うのは、納得できる考えだと思います。
昨今は、介護業界もグローバル化が進み、日本の企業も海外進出を行なっている中で、外国人労働者の需要は更に高まっています。
日本で働きたい意思のある外国人介護士を支援できる制度や、サービスの増加が必要です。


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