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インサイドセールスの人事戦略:C1 (モチベーション&営業成績▲)

これまで9つのブロック分けた人事戦略について解説してきましたが、今回で最後のC1(モチベーションが低い&営業成績も低い)メンバーに対するコミュニケーションについて解説します。

メンバーの特長

3か月以上の業務経験がある
入社動機が弱い
インサイドセールスの業務を行うのが始めて
ネガティブインフルエンサーというより周りと一定の距離を置いている

採用は間違いでは無かったか?

C1に所属しているメンバーは業務とミスマッチの可能性が高いです。今一度採用時の評価、採用基準が間違っていなかったのか?を見直してみてください。

活動量は担保できているのか?

コールはがんばっているのだが、それ以外の成績が上がっていない。というメンバーであればB1 or C2 に移行する可能性があります。ただし活動量そもそもが不足している場合は「動機付け」が必要になります。ただし、そもそもモチベーションが低いので、動機付けが非常に難しい。

やる気の源・動機のヒアリング

この場合は「以前の会社で仕事が頑張れた時ってどんな状況だったのか?」「周りのメンバーやマネージャーはどんな支援をしてくれたのか?」を一度聞いてみてください。動機付けのヒントが得られる可能性があります

業務に慣れていない

すでに3か月以上経過していると思うので、業務に慣れていない。というのは吸収しようとする力が足りないです。もしくはインサイドセールスの経験がないため、どのようにしたら良いのか?迷っていかもしれません。
その場合は困っている事は何か?をヒアリングしてサポートしてあげてください。

ネガティブインフルエンサーというより周りと一定の距離を置いている

周りのメンバーとのコミュニケーションについてヒアリングしてください。
人間関係がうまく行っていない可能性もありますし、数字が達成できない事を人知れず悩んでいるかもしれません。

本人の意思を確認

一番重要な事は「本人の意思」です。数字が行っていないが「何とかしたい!」と本気で思っているのか。「私には向いていない」と思っているのか?により対応を変えましょう。
「何とかしたい!」と本気で思っている場合(この場合はほぼC2に属していますが・・)は積極的に支援してあげてください。
逆に「私には向いていない」と考えているのであれば

その理由
どうしたいのか?

を聞いてみてください。他の仕事の方が向いているかもしれませんし、サポートやバックオフィス系の方が本来の実力を出せる可能性があります。

最後に

「この人はダメだ」とさじを投げる前に、メンバーとちゃんと向き合ってみてください。
縁があって入社しているはずですし、縁があって自分のチームメンバーとなっています。諦めるのは簡単ですが、しっかりとメンバーと向き合う事でメンバー&マネージャー自身の成長にもつながります。

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