横尾忠則の宇宙へ!「横尾忠則 銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes」レポート
こんにちは!イメアカラボスタッフです。
蒸し暑い季節ですが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
さて、本日もアート情報をお届けしたいと思います。
今回訪れたのはギンザ・グラフィック・ギャラリー(ggg)にて6月30日(金)まで開催中の「横尾忠則 銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes」。
横尾忠則さんは、日本を代表するアーティストのひとりで、80歳後半となった現在でも精力的に絵画作品を描いていますが、社会人デビュー当初から、新進気鋭のグラフィックデザイナーとして、ポスターや書籍デザインを多数手がけてきました。
その唯一無二の世界を感じることができる今回の企画展。一部にはなってしまいますが、写真とともに紹介していきます。
横尾忠則 銀座番外地 Tadanori Yokoo My Black Holes
会場には、横尾さんのこれまでの活動の中で生まれたラフスケッチ、アイデアノート、デッサン、ドローイング、コラージュなどが所狭しと並びます。
なんと18,000点もの資料や作品から、今回の展示品が選ばれているのだとか。また、そのほとんどが未発表の資料ということで、大変貴重な展覧会となっています。
色指定紙や、直筆のアイディアスケッチからはデザインが出来上がるまでの思考の過程を覗き見ることができ、書き込みもびっしりで見ごたえ抜群。
会場は地下に続きます。
不思議な光に照らされる階段に吸い込まれるように下りていくと…
地下には宇宙のような展示空間が広がっていました。
暗闇と鮮やかな作品とのコントラストが美しく、宇宙空間に作品が浮かんでいるかのような幻想的な展示となっています。
また、会場2階に上がると、スライドショーで1冊のスケッチブックの中身を見ることができるほか、本展の図録や関連書籍を手に取って読むことができます。
こちらのスペースには椅子も置いてありますので、鑑賞の休憩にもどうぞ。
今回の展示は、他ではなかなか見られない貴重なものばかり。
gggで横尾さんの「デザイン表現のプロセス」の渦に飲まれてみてはいかがでしょうか。
グッズは隣のMMMにて販売中!
gggに隣接するメゾン・デ・ミュゼ・デュ・モンド3階のアートスペースでは「横尾忠則グッズ特集」を開催しています。
おすすめは、魔除猫フィギュアストラップ。どの色が出るかはお楽しみです!
MMMのサイトでは、過去に横尾さんが猫について語っているインタビューも読むことができますので、ぜひご覧ください。
※こちらの内容は2018年9月時点の情報です。
ほかにもユニークな商品がたくさんありました!
gggもMMMも無料で入場できます。
蒸し暑いこの季節、銀座に訪れた際は涼みがてら気軽にアートを鑑賞してみてくださいね。
開催概要
ご覧いただきありがとうございました。
次回のアート情報もお楽しみに!