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通勤Netflix「地面師たち」


地面師たち

悪人が主役で彼らの手口にワクワクして、
騙された被害者を見て痛快な気分になる
エゲツナイなー
最近こういう構図の作品見てなかった

知識欲で見てると緊張感に変わる感じ
面白かった
どうする?→どうなる!?

バックスクリーンに飛び込むホームラン


シャープで黒が効いた絵で
青空のお昼でも緊張感があった
暗い場所も風俗的な下品なライトが効いてて
知らない世界を覗いてる感じがあって良かった

瀧が見たくて見たんだけど
小池栄子の存在感が凄かった
どこにいても丁度良い


卓球の音楽も良かった
緊張してるところに半ばマヌケな音が聞こえてきて
徐々に怖めの音に変わっていくエンド

悪さや怖さばかりじゃないよと
気分をうまく回避できて次の話へ飛び込めた
で、またエゲツナイ話になるループ


エゲツナイの中には新宿の少女売春の話なんかもあって
「実際のところ、日本こうなってますよー」を
作品に残しているのって大事だなと思った

クソのクソぶりを見せない様に規制だーの自粛だーのしてると
実際のヤバさに想像が追いつかないし
だいたいエンタメ話としても的が少しズレててうす味になりがち


テレビがーサブスクがーコンプラがーとか
そんな話になるよね
そんな幼稚なレイヤーで話すのはもうホトホト飽きた
単語が並んでるだけで前に進まない

「地面師たち」はもうそんなレイヤーにいない作品だと思った
地面師同様に図太くて賢くてたくましい

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