通勤Netflix「トクンボ」
ナイジェリアの映画
「アフリカ版ワイルドスピードかなー」なんて思ってたらちょっと違ってた
強烈な貧富の差がある
トクンボは運び屋をしている
というかうまいコトやらされている
とにかくトクンボがかわいそう
そろそろ事態が改善しろ・・・しない
そろそろ痛快になれ・・・ならない
ぼちぼち奇跡でも起こる時間だろ・・・起こらない
・・・きびしー!っていう話だった
サードライナー
こちらの気晴らしの痛快が起こらないからつまらないという訳じゃなく
お話はちゃんと面白い
でも厳しい理不尽な現実から逃げられないのが見てて辛い
ホントは辛いのが面白い映画なんだと思う
自分はそもそもワイスピ気分で見てるし
自分はハリウッドの痛快発生装置に慣れすぎてて、ちゃんと受け取れなかったかもしれない
ミスマッチだったかなー
運び屋が1つ運んだら、受け取った人からその場で新しい荷物を渡される
という場面があった
というコトは受取人も仲介業者で荷物はヤバいモノ
当然仕事には終わりがないし、荷物のヤバさは上がっていくだろう
ってコトが構造だけで伝わってきた
ココ、ゲームっぽくてクールだった
何かをやらされ続けて失敗したらゲームオーバー
でもプレイヤーはやめたがってる
「社会的な死=デス」のデスゲーム
ナイジェリアとか台湾とかサウジとか
今までコンテンツの発信地だと思ってなかった場所(こちらの不勉強で失礼なコト言ってるのは分かってる)の作品を見るのは面白かった
見る機会を作ってくれるNetflixさん、ありがとう
少なくともナイジェリアは全く知らない国じゃなくなった
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