通勤Netflix「滅相も無い」
巨大な穴が出現
中に入った人は戻ってこないが、どうも生きているらしい
やがて穴は危険とされなくなり
穴に救済を求めるセミナーも出てきた
っていうワクワクSFツカミで
中身はなんと紙芝居と舞台劇
セミナー参加者8人の独白を見る
トバしてるなー
ドン詰まりの三塁線内野安打
正直、文化系イキリドラマかもと警戒したけど1話25分程度なので見続けた
穴は「死なない自殺」の様なもので
独白は今までの人生で強い印象のあったコト(でも他人に言っても仕方ない)の発表
他人と完全に縁を切る方法の中で一番イージーなのが「穴」なんだろう
舞台装置として「穴」が必要だっただけで、穴そのものを語りたいモノではない
でもそこがツカミに見えたので軽く裏切られた気分にはなった
イキってるんだけど舞台劇の珍しさもあって案外見れた
人には勧めないけど自分は好きだった
舞台劇のセットは必要最低限でスクリーンを使って車窓を表現したり
要素が少ないからこそのトンチが面白かった
中でも2人の話者の間をブラブラ揺れるインターホンは大好き
ココまで舞台劇と書いてきたけど
コントと言った方が近いのかもしれない
お笑いじゃないコント
やりたいコトやお話、役者の出す雰囲気が良かった
最終話の夢の中で夢を見る話は特に面白かった
若林萌さんのオープニングのアニメ、良かった
クリープハイプの終わりの歌、サクッとしてて良かった
パーツやテーマは全部好きなんだけど、なんか繋がっていない感じ
自分がイキってる様に感じたのはこういうトコロだと思う
でもコンテンツはすべからくイキってて欲しい
(迎合してるコンテンツなんか見たくない)
好きなんだけど、世の中に受け入れられてるんだろうか?等と勝手に客が心配しちゃう感じ
この感じがずっとつきまとっていた(なんで心配しちゃうんだろう)
でもでもでも
こういう新しい取り組みをテレビ局には続けて欲しい
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