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#7.失敗も成功も子どもの生きる力につながる

子育てをしている時って、子どものことを大切に思うからこその、心配や守りたいという気持ちがあるんじゃないかと思います。

私自身、音楽や哲学のレッスン・学校での教諭をしていたこともあって、我が子以外の子どもたちに接する時と、我が子に対する時との、気持ちの違いをよく感じていました。

親子って、特にママと子どもって、生まれる前はひとつだったから、生まれてからしばらくもほとんど自分の分身みたいな気持ちがするんじゃないかと思うんですよね。

だから、自分事に感じるというか、自分の手中におさまっている感じというか、体は離れたけど、いつでもママにくっついてくれる存在というか。

だから、そんなにいつもすぐに駆けつけなくても大丈夫なんだけど、泣いてたら自分が何とかしなくちゃって気持ちが焦ったり、気が抜けなくてしんどくなっちゃったりすることもあったりして。

自分が守らないと!って、つらい思いさせたくないから!って、こどもへの愛がいっぱいだからこそ、子どものためならってがんばってるママさんたくさんおられるなぁって思います。

そして乳児期をすぎて、子どもが自由に動けるようになる頃にね、たしかに危険なことは避けないといけないけど、こけたり痛さを経験するのも実は大切で、そこから、子どもたちはたくさんのことを学習してるんですよね。

例えばコケた時、地面の硬さや土の凸凹、膝についたつぶつぶ、血が出ること、痛さ、しばらく続くジンジン、歩いたらしばらく痛いなとか、ママがどう言ってくれるのかなとか、助けてくれるのかなとか、そういうこともひっくるめて学習してるんですよね。

そして、「失敗する・痛かったけど大丈夫だった・学習したからまた前に進む」という経験が、いろんな場面で必要なんですよね。

「失敗→実感→学習→前進」という経験を、いろんな内容で繰り返す中で、大きくなってきた時の、失敗にもめげずに立ち上がり、前に進んでいこうとする精神力が育まれてきます!

ママたちが命をかけて生み育ててきたこどもだからこそ、守りたくなるのは愛そのもの♪

だけど、失敗も成功も、子どもたちの生きる力に繋がっていきます!!

少し大きくなってきたら、子どもが成長する中で「コケても自分で立ち上がる」のを、そばで見守りながら共感して励ましてあげられるといいなって思います。

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