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看護学生の鬼門!国試対策方法とは!!

こんにちは!

いまっちです

今回は以前の投稿の『看護学生の勉強法について』の延長線である国家試験対策の勉強法について話したいと思います

以前の投稿↓



〇いまっち的今後の国試の予想

1、形態機能学や疾病の成り立ちに関する医学的な問題の増加

厚生労働省 看護基礎教育検討会 2019年の報告書によると「人体の構造と機能」及び「疾病の成り立ちと回復の促進」については、看護実践と結びつけて学ぶことが重要であることや現場で求められる基礎力の強化が重視されている。また、単位数が1単位増加する予定です

https://www.mhlw.go.jp/content/10805000/000557411.pdf


よって、『人体の構造と機能』及び『疾病の成り立ちと回復の促進』に関する問題が増加していると考えられます


そこから、109回の国試で顕著だったのが5択問題が多かったことです!

具体的には、16問あった五肢択一のうち9問、18問あった五肢択二のうち10問が「人体の構造と機能」「疾病の成り立ちと回復の促進」からの問題で、結構な割合を占めていることがわかります。

五肢択二を解くためには正確な知識を要求されます。


2、アセスメントが必要な問題の増加

状況設定問題では以下の2点が重要になってきます!


・患者の病態を文章から読み取り考える力

・検査値を読む力


私自身もあまり得意ではない分野ですが看護の視点から論理的に考える能力が必要となります。


それには、知識を「点」として覚えるだけでなく、それらを有機的に結び付けて「線」として理解するような学習が必須だといえます。

また、検査値を読み解く問題では「そもそも何を問われているか」を把握する読解力、そして「正常」な状態の検査値を踏まえて「異常」に気づく力です。


こうした傾向を踏まえたうえで国家試験対策をしていかなければなりません。


しかし、教科書を使って一から勉強するのは大変ですし、情報量が膨大すぎてなにを覚えていいかわからないと思います


そこで使うのが国試の過去問や予想問題です

そんなものずっと解いてるわ、それであかんからやり方を調べてるんやぞと思っているでしょう


過去問や予想問題を解いて解けた解けていないで終るのではなく問題やすべての選択肢に対して理解を深めたりする必要があります


では具体的なやり方を説明したいと思います(あくまで私のやりかたです)

例題

1、遺伝病はどれか。2つ選べ

1)川崎病

2)血友病

3)C型肝炎

4)フェニルケトン尿症

5)サルコイドーシス


まず、この答えは





2と4ですね

この問題をレビュー(振り返り学習)する方法はこんな感じです

① 遺伝病とは?→遺伝疾患の分類→単一遺伝疾患(分類一つずつ調べる)→常染色体優性遺伝疾患とは→代表疾患』

ここまでくらい!これ以上行くと脱線してわけがわからなくなります!

② ①と同様の方法で各選択肢についても調べる!!


2、運動神経の神経伝達物質はどれか

1)ドパミン

2)バソプレシン

3)セロトニン

4)アセチルコリン

5)アドレナリン

これの答えは




4ですね


この問題の場合第一問目と同じように調べてもうまくいかないと思います

この場合、選択肢は物質の名前なので単語自体は繰り返し使って覚えるしかありません(日常でこんな単語使わんわw)


では、どうしたらよいかというとこの物質が使われる生理的反応についての流れを理解する必要があります!

まとめることは

①どこに存在するか

②どこを通ってどこに作用するか

③どんな作用を引き起こすか

④その物質が関連する疾患はどんなものがあるか

こんな感じでまとめるとわかりやすいと思います

※絵やシールなどを使った方がやりやすい方、文にしてまとめた方がいい方など様々なのでじぶんのやりやすい方法をとってください
しかし、デコレーションなどに力を入れすぎるとまとめることに意識が集中してしまいまとめた知識が頭に入らないことが考えられます


Q&A

Q,どうやって調べたらいいかわからない

A、インターネットやRBなどいろんなことをまとめてくれているところを探し何となく理解してから深堀していく(Wikipediaは最初の何となくの部分で参考にするのはいいと思うが情報が間違っている場合も多いので必ず正確な出典を参考にする)


Q,即座にどんな風にレビューしたらいいかわからない

A,まずは問題の中でわからない単語(問題文、選択肢から)を調べていく

(国語の漢字や意味調べに似ている)

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