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2021.02 九 州 暮 ら し 雑 感 [ 第1号 ] - 車 を も ら っ た -

九州に来て2年になる。

5年勤めた会社を辞めて、色んなところに住んでみようと始めた生活も一旦は九州に落ち着いている。
移住といえば移住なのだけれど、本人にはその自覚はない。まだ旅の途中のような…
「移住ですか?」と問われてもぴんとこないので不意打ちをくらったような気分で「えっ?は、まあ…」と気抜けたような返事をしてしまう。

もともとそんな移住とも旅ともいえる曖昧な生活の記録を残しておこうと始めたnoteも今では絵日記としてしか機能していない。
毎日のんきに絵日記を更新しているのだが、わたしの仕事柄もちろん感染症の影響を受けた。というか今も受けている。それはすべての人が同じだと思う。わたしのような者の暮らしがどんなふうに変わったのか。文を書くことはすっかり怠けているのでここらへんで身の回りのこととこれからのことなど記しておこうと思う。
わたしの親しい人たちへの近況報告も兼ねて。

…といってもなにから書いたらいいか。

手はじめに最近の大ニュースを書いておくと、思いがけず車を手に入れたことである。
この生活はほぼほぼ頂き物でなりたっているのだが、車を頂くことがあるとは夢にも思わなかった。
そして「好きな時間に行きたい場所へ行ける」ということことがこんなにわたしの心に安らぎをもたらすとは…。
ちなみに不要になった人からもらった大層年季の入った軽自動車である。時速60kmぐらいでもヴィ〜ンと唸る。大事なのは目的地に行くことなので大爆発の可能性がないかぎり、ありがたく乗り続けようと思う。

今、暮らしている場所は陸の孤島のような場所なので車を持たないということはどこにも行けない閉塞感を感じることになる。
ひとりになりたいときは家の中に閉じこもるか、一日に数本しかないバスに乗って出かけてしまうか、見飽きた近所を散歩するかしかなかった。

ネガティブな面ばかりあげたが、そんなわたしでも適応できたのだからこうして2年経とうとしている。
ただ車を手に入れたときに感じた解放感に自身の飽きっぽさと気難しさを改めて自覚した。
だから、健やかにいるためにはガス抜きが必要なのだ。
そして、月々1万円ほどの出費で自由を手に入れられるなら安いものだ。

ついでに書いとくと、ガソリン代は熊本の港に近づくほどが安い。たぶん。
こちらにお出かけになる際はご参考に。

という感じで今日はこのへんで。
全てをひとつの記事にしようと思うと収拾がつかないのでぼちぼち個分けで投稿していく予定です。
カバー写真は九州の喫茶店の写真をかわるがわるあげていきます。こんなご時世ですが、こちらにも素敵な喫茶店がたくさんあるのでちょっと旅気分を。
今回は太宰府にある「蘭館」。椅子の色がきれいな緑色なところが好きです。写ってないけど…。

そいぎんたっ!

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(人の名前ではなく佐賀の人に教えてもらった別れのあいさつです)


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