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ヘンテコ凛として生きる『に』▷苦手な人からはそっと離れる

人生後半の日々を、心地好く過ごすためのちょっとしたコツを「いろは」の47文字に当てはめて、私なりに拾ってみました。

『に』「苦手な人からはそっと離れる」



小学生の頃の私は、誰かにちょっとイジワルされただけでクラスのみんなに嫌われた!なんて
メチャ自意識過剰な子供だった。

あの頃、今の私みたいに図太ければ、もっと楽しい学校生活だっただろうなぁナンテ思ったりする。

でも人生は、消しゴムで消してやり直したり出来ない。どんな失敗も情けない自分も、みんなひっくるめて今の自分が出来上がっているのだから。

つい最近、知った事がある。
10人いたら2人が私のことを好き!になってくれて、2人がきらい!あとの6人はどちらでもないらしい。
要するに全員に好かれることは不可能だってこと。
ハードルが下がってホッとした。

反対の立場から考えると、私だって誰かのことをキライって権利を貰った気がした。

大人なんだからワザワザ「キライ」と書いたプラカードを振りかざすことはないと思うけど、そっと離れる権利くらいはある。

キライな人からちょっと離れて見てみることは、今まで見えなかった「ちょっと好き」って思える部分も見つかったりするからお得感もある。

まあそんな感じで肩の力を抜いて、気付かれないようにちょっとずつ移動して離れてみよう。

昔っから「努力」って言葉が苦手で、好きな事は時間を忘れて頑張れるが、キライの事は頭っから力が入らないし努力もしない。

それでも、ここまでの人生、私なりに頑張った方だと思っている。
だから後半は肩の力を抜いて、人生という川に舟を浮かべて、空や川辺の景色を眺めつつ、のんびり流れを楽しもうと決めている。
流されっぱなしで、岩にぶつかって撃沈!ナンテのも情けないので、一応竿でちょっとは方向修正だけはするつもりだ。

仕事だって力み過ぎた時ほど空回りしてしまうのでは?
百点満点を取った記憶が無い私は、いつもこう考えて自分に声をかけてきた。

90点なら「大したもんだよ」
80点なら「やるじゃん」
70点なら「頑張ったね」
60点なら「十分、十分」
50点なら「まあまあだね」

さすがにこれより低いと「次があるよ」と言ってあげる。

苦手な人からは、ちょっとずつ離れて、自分のいきたい道を進んで行こうね。




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