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無責任かもしれないけど言葉を伝えるのが怖いんだ

そう。言葉が怖い。

大好きだった言葉が怖い。


もともと活字中毒のきらいがあって、調味料の裏とか定期に書いてある文字とかなんでもいいから読んでいたいみたいな節がある。小さいときからずっと。
もちろん本も好きだし、自分で文章を書くことだって好き。
言葉を愛していると思うし、愛していたい。

それなのにどうしてか、言葉が怖い。
言葉そのものも。言葉を発する自分も。



無責任だと思う。


自分が発した言葉が誰かに影響を与えるのが怖いだとか
自分のせいで誰かが傷ついてしまうのが嫌だとか
自分の考えが馬鹿にされてしまうくらいだったら言いたくないだとか


自分が一番可愛くて
その場しのぎの言い訳を並べて
自分の言動すら責任を負えないお調子者で大馬鹿者だ。


なんて愚かなんだろう。


自分は臆病だからと逃げて
自信がないからと口をつぐんで

その先にいたのは、どんな自分??


伝えようとしてくれなきゃ、伝わらないよ

byいつまでもうじうじする姿をみかねた親友


わかってるよ。そんなこと。


でもね、そりゃそうだよね。

私だってもどかしいんだ。
伝えたいことがあるはずなのに、何をすべきかわかっているはずなのに。

言わなきゃいけないことは言えなくて、言い訳紛いのことしか言えなくて。



言おうか迷っている間にもどんどん色んなことが色んな風に変わっていく。後回しにしたほうがめんどくさいことになる。
時間は容赦なく過ぎる。


追いつけない。置いていかれた。ついていけない。わからない。


伝えようとしなきゃ伝わらないのにね。
わかってるんだけどな。


言葉が怖い。間違いない。

言葉も怖いけど、それ以上にやっぱり言葉を発する自分も怖い。
それに、言葉を受け取る相手のことも怖い。

全部怖いんだ。



それを周りは無責任だって
なんにも考えてないだけだって
そうやって言うかもしれないけど


ビクビクしている自分のことを自分が認識してあげて
甘えだって言われるかもしれないけど
階段を飛ばしすぎてもかえって足を踏み外すだけだから
世間からは急かされ続けるだろうけど、ゆっくり進ませてほしい。



少しずつ、自分の中の自分が言葉を使えるようになって、
伝えるべきことをちゃんと伝わるように伝えられますように。

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