場面緘黙症だったの私

私は現在22歳である。我ながらそこそこ充実な生活を送っていると感じる。友達と遊んだり、先輩と酒を酌み交わすなど満足な毎日を過ごしていると思う。

満足な生活には他者とのコミュニケーションが必要不可欠である。しかし、幼稚園児の頃はここまでコミュニケーションをする人間ではなかった。


私は幼稚園に行くとき、誰とも話さなかった。いや、話せなかった。話したいと思っていても声がでないのだ。喉や口に力が全く入らなかった。この感覚は今も忘れることができない。しかし、家に帰って母とは普通に会話できる。本当に不思議だ。

最近、AbemaTVで様々なマイノリティなどが紹介されており、YouTubeで公開されている。その時、たまたま見つけたのが場面緘黙症だ。

場面緘黙症とは、家などではごく普通に話すことができるのに、例えば幼稚園や保育園、学校のような「特定の状況」では、1か月以上声を出して話すことができないことが続く状態をいう。典型的には、「家ではおしゃべりで、家族とのコミュニケーションは全く問題ないのに、家族以外や学校で全く話せないことが続く」状態です。(https://www.nhk.or.jp/heart-net/article/105/#:~:text=%E5%A0%B4%E9%9D%A2%E7%B7%98%E9%BB%99%EF%BC%88%E3%81%8B%E3%82%93%E3%82%82%E3%81%8F%EF%BC%89%E3%81%A8%E3%81%AF%E3%80%81%E5%AE%B6%E3%81%AA%E3%81%A9%E3%81%A7%E3%81%AF%E3%81%94%E3%81%8F,%E3%81%93%E3%81%A8%E3%81%8C%E7%B6%9A%E3%81%8F%E3%80%8D%E7%8A%B6%E6%85%8B%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82  から引用)

まさにこれであった。あの不思議な感覚には名前があり、今も苦しんでいる方がいるということを知った。

この事を少しでも知ってほしいと思い、はじめてnoteを書いてみた。

大切にしたい人を傷つけないためにも知ってほしい…


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