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思考録【20240517】

男は劣等種だと言われた。
正直僕は少し寂しくなった。

遺伝子がどうたらとか、男はこういう生き物だから、とか。
それが正しいとか間違ってるとか、それは一旦置いといて。
どうしてそんなことを言えてしまうのだろうと思って、寂しくなる。

戦争だったり、見苦しい争いも、こんな風にして始まるのだろうか。
人間がよりよく共存していくためには、人間同士で協力し、理解し合う必要があると思う。
「〇〇だから✕✕」「〇〇は絶対にこう」という決めつけが、視野を狭くする。それが事実であれ、視野が狭くなっているのもきっと事実だ。
これはこうだと断定しきった人間は、他の可能性を排除しがちな気がする。
「もしかしたらこうかもしれない。」
「これは、これではなくて、それかもしれない。」
そんな風に思えなくなると、頭が固くなって、所謂めんどくさい人間になってしまうんじゃなかろうか。

人間の面白いところは、人間であるところじゃなかろうか。
人それぞれで思考や、感覚や、見た目や、感情がまったく異なるところ。理屈では普通考えられないことをしてしまうところや、いろいろな生き方ができるのが、人間らしさである。
それが面白い。色鮮やかで、面白く美しくて人間らしい。
その鮮やかさをぶち壊すのが、先に述べた固定観念だと僕は思う。

こんなことを書く僕だって固定観念に囚われているのかもしれないけれど、僕は僕の考えが正しいとはまったく思っていない。
もしかしたら明日には真逆のことを書いているかもしれない。
結局、男である僕が「男は劣等だ」と言われたのに腹が立っているだけかもしれないし、このぶつけることができない寂しさをこの記事にぶつけているだけなのかもしれない。

人はどうして、なんでもかんでも決めつけようとするのだろう。
もちろん「男は大体そう」だとか「女は大体そう」だとかいう、なんとなくの共通点はあると思う。だけど、それで定義づけを終わらせていいほど、人間は浅くないと思う。終わらせたら、とてももったいないものだと思う。

言いたいことはまだ全然書けていない。
感情を言葉にするのは本当に苦手だ。頭がパンクしそう。
だからここで終わる。また今度、考えがまとまったら書こうと思う。

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