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春の香りみたいな 日記

無理やり体を起こして煮込みうどんを食べに食堂に降りた。おいしかったけど、一口分多く取ってしまって、お腹の容量を超えた
昨日の夜、眩しくて思わず目をつぶってしまうくらいの雷がおりて、それは夢かと思ったのだけど、友人に聞いたら「俺も見た」って言っていた。でも、わたしだけがみた光ならよかったのにと思った

夕方に友人たちと、レコード喫茶にいこうって言って元気よく街を歩いた。すると残念なことに、平日はおやすみで、金土日しかやっていないことが発覚。うわあまじか!ってなったけど、絶対また行こうって約束をして、代わりに今日はその近くの喫茶店でパンケーキと、ずっと飲みたかったラテ(ラテアート付き)を飲んだ。

かわいい〜!

心が満たされた。

もう6年くらいの付き合いになる友人と、Googleマップを見ながら「ここに行きたい」とか「来年度からの家はここら辺にする予定」とか「この温泉が良かった」みたいな話をして幸せになった
喫茶店で温泉の話をするのは少しおじさんくさいかなと思ったけど、それも含めてたのしかった


家に帰ったら嬉しいことが二つあった。

まずひとつ目。大切な友人Rから誕生日プレゼントの第二弾が届く!
彼女はわたしがトマトが大好きなことを誰よりも知っているので、世界一高級なんじゃないかってくらい高級なトマトを送ってきてくれた。
そうしたら、まだあげたいものがあるんだって言って、次は風鈴を送ってくれた。

ものすごく頑丈に梱包されていて、たくさんのふわふわで包まれていて、それが彼女の優しさみたいで、梱包材のひとつひとつすら愛おしくなった。
箱を開けたら、手紙が3つ入っていた。
「箱を開けたらまず読む手紙」、「中身を見たら読む手紙」、「一番最後に読む手紙」、そのどれもが丁寧な字で書かれたわたしの名前から始まっていて、そんなところも好きだなあと思う。

手紙には18年間生きてくれてありがとうってこととか、出会ってくれてありがとうってこととか、暖かくて、わたしのことだけを思って書いてくれた言葉が記されていた。
もうなんか、ほんと、幸せすぎる、供給過多だよ

くれた風鈴は、ただの風鈴ではなく、シャボン玉みたいな光の深みがある風鈴だ。
わたしたちには、中学生の頃、毎日のようにシャボン玉を吹いては写真を撮っていた日々があった。
あの頃を思い出すような風鈴で、初めて見た瞬間に愛おしさでいっぱいになった

ふたつ目のうれしかったことは、入試の結果が届いたこと。
試験結果は、合格だった。目標にしていた学費全額免除は叶わなかったけど、合格の文字の横に「成績優秀者に選ばれたことを通知します」みたいな文字がちいさく書いてあった。
成績優秀者に選ばれたら、奨学金がもらえる

このちいさい文字にわたしは飛び上がって、弟とお父さんに「きた!」って叫んだ。成績優秀っていう言葉が光ってみえた
たぶん、小論文の内容を評価されてるから、わたしの中身を肯定されたみたいで、ふつうのうれしさとはなんだか違う。
まだまだ足りないけど、少し親孝行ができたと思ってホッとする

家に帰ってきたお母さんに報告しようと思って「きいて!」って言ったら、お母さんの後ろからきたお父さんに「〇〇ちゃん奨学金もらえるって」って先に言われた。自分の口から言わせてや
そしたらお母さんが「ええー!!!おめでとう!頑張ったじゃんー!」ってわたしより、わたしのことみたいに喜んでくれて、うわあ愛だ、と思った
うれしいなあ

今日もハッピー
色々な人の、春の風と、その香りみたいなやわらかい優しさをたくさん受け取った
このまま寝ても良かったけど、寝れなさそうだからエヴァンゲリオンでも見て寝落ちします

使徒、襲来

240222

ありがとうございます。嬉しいです!