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あなたはどの感覚器が得意?VAK理論

物事を理解する時、人間は視覚や聴覚、身体感覚など様々な感覚を駆使して理解しようとします。今日はVAK理論を紹介して、相手の理解を促すTipsを共有したいと思います。
VAK理論とは、人間の認知特性をVisual、Auditory、Kineticの3つのタイプに分けて、それぞれのタイプに合ったコミュニケーションを使い分けよう、という理論です。

①Visual(視覚タイプ)
視覚で物事を理解することが得意なタイプです。このタイプには文字で説明するより絵や図で説明するとスムーズに理解してくれます。空間処理能力が長けているとも言えます。

②Auditory(聴覚タイプ)
人から言葉の説明を聞いて理解するタイプです。また文字を読むことで物事を理解するタイプでもあります。言語処理能力に優れているタイプです。

③Kinetic(身体感覚)
このタイプは一番ユニークで、自分で体を動かすことによって腑に落ちていくタイプです。絵や文字だけではダメで、触覚を通して理解するような手触り感のある説明が必要です。その場合で体験させて説明するとか、ワークショップをやって全身を動かして考えるとか、そういった様々な感覚を通した説明が必要です。

Vの人に延々口頭で説明してもいつまでの理解できませんし、Aの人に資料を見せ続けても効果は薄いです。またKの人に言葉だけで説明するのも難しいです。それぞれ得意な認知特性に合わせてコミュニケーション媒体変えるだけで理解度はかなり変わってきます。また自分の得意な認知の仕方を把握しておくことで、自分自身の理解の速度を上げることができます。
どうも相手が腑に落ちてないな、と思ったらVAK理論を思い出し、一緒に最適なコミュニケーション媒体を再考しましょう。

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