仕事ができるってどういうこと?
著者の心屋さんは性格リフォーム心理カウンセラーで活躍されている方です。
「自分の性格を変えることで問題を解決する」をテーマに活動されています。
仕事がツラくてストレスが溜まるケースはいろいろあると思いますが、
この本はなぜツライと感じるのか、その根源的な原因を分析しています。
「うまくいってないこと」から自分の仕事性格がわかる。
パフォーマンスを阻害している要因、それは自分の中の「恐れ」である。
「恐れ」が「損な性格」や「悪い行動パターン」をつくる。
どうしたら「恐れ」をなくすことができるか。
それは「私はキラワレてもいい、好かれようとしなくてもいい」と思うことだといいます。
そうすれば自分の中のざわつきが消え、目の前のやるべきことに集中できてパフォーマンスも出しやすいはず。
面白いエピソードとして、仕事がうまくいかず悩んでいて退職を決めたら、
途端に気持ちが楽になって、パフォーマンスが段違いに良くなった話がありました。
他人に媚びることなく、攻撃もしない、自分でできることを実直にまじめにやる。
仕事で大切なことはこれが全てです。
仕事のできる人は気持ちの切り替えがうまい人。それが本著のメッセージです。
社会人になりたての頃、研修で仕事における3つの原則を教えてもらい、未だに記憶に残っています。
仕事は足りないだらけで進んでいく
仕事の95%はかったるいことである
そんな中でも仕事ができる人は気持ちの切り替えが上手い人
つまり、仕事はビジネスである以上、満ち足りた状態がずっと続くことはないのです。
満ち足りた状態でなくともその場でベストを尽くせる、それが仕事のできる人なのです。
その場でベストが尽くせれば、状況が好転するかもしれませんし、それが評価とつながるかもしれません。
そして新しいチャンスが生まれてくるかもしれません。
そうしてポジティブに状況を捉えて、チャンスをつかみ自分の糧にしていける人が、
仕事ができる人な気がします。
仕事は気持ちのもちようが全てである、ということが腑に落ちたら、あとは目の前のこと集中しましょう。心屋さんは「心が風になる」というブログも人気ですので、ぜひ金言を探してみてください。
さあ、これで一緒に経験値貯めてレベルアップしましょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?