見出し画像

健康のためにまず腸を大事にしよう

健康のために大事にするものは何か、と聞かれたら腸と答えます。腸活という言葉が流行しているくらいなので、参考情報は枚挙に暇がないですが、「結局、腸が9割」というような本がAmazonなどにたくさん出てます。いくつか関連する本を読んだのですが、重要な理由は3つにまとめられます。

①生物は腸から進化して脳を手にした
生物の一番原始的な行動は栄養を摂ることです。だからどの生物でも腸のような機能が最初に発達するのであり、感情や思考を司る脳は腸の後に進化してます。脳が発達する前は腸が体の中枢を司る機能を保持しており、脳は腸の後継であると言えます。腸と脳は繋がっており、腸の調子が脳に反映するのです。

②体の免疫細胞は7割以上が腸に集まっており、表から見える体の不調は腸に原因があることが多い
食欲がない、何となく体が重い、顔に吹き出物が急にできた。このような表から見える体の不調はたいてい腸の不調から来ます。腸に免疫細胞が集まっており、腸が弱くなると免疫細胞の動きも弱くなりますから、外部からの毒素に対抗しにくくなります。

③身体を大事にすることで心も健康に
腸と脳は繋がっている、腸に不調から体を守る免疫細胞が集まっている。つまりは腸が不調になれば心も不調になりやすいし、体も調子が悪くなる。腸の調子が良ければ心も体も調子が良くなりやすいはずです。

人間は疲れたり体が調子悪くなると、精神的な疲れに注意が行きがちなのですが、腸が乱れて不調になる要因を作り出していることが意外と多いと思います。一緒に腸のコンディションを良くして、身体も心もベストな状態にしましょう。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?