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アウトドアチェアに木はいらない【グラウンドチェア(ヘリノックス)がベスト】

※本来の著者は木造家具大好き派で過去にこんな記事も書いています。


■結論:アウトドアチェアは軽さと安定感を最重視すべき

過去に最高な木製チェアについて散々語った訳であるが、アウトドアチェアに関しては求める性能が全く異なる。
木製チェアの場合はPC作業や勉強を前提として、『集中が続く』『長く座っても疲れない』ことを重視したが、
アウトドアチェアの場合、まず持ち運びのストレスを減らすために『軽さ』がマストとなる。
次に『安定性』。軽量性を重視したチェアの中にはぐらつきが多くまともに座っていられないようなものも多い。

■行う作業はランチ・休憩程度

今回、想定しているのは近くの河川敷でピクニック〜軽いキャンプ程度のライトなアウトドアである。サイクリング合間の休憩等も含む。
そうすると、座って行う代表的な作業は下記のようなことになる。

・サンドイッチやおやつを食べる
・お茶やコーヒーを淹れる、飲む
・本を読む
・昼寝
・軽い焚き火(許可された場所に限る)

木製チェア選びの時に重視していた作業のしやすさはそこまで必要ないこととした。

むしろぼんやりと休憩しながら景色を眺める時間をたまには大事にしたい。

とくに何もない河川敷の景色
チェアとミニテーブルの即席くつろぎスペース

■私の選んだグラウンドチェア(ヘリノックス)

すでにタイトルにもある通り、この用途に最も適したチェアがこのグランドチェアだと思う。(キャンプ界隈ではすでに有名であるけれど)
非常に軽く、かつ安定感もある。
ローチェア(座面が低い)であることによって、骨格を減らしながら安定した足形状を実現しているように見える。
座り心地はしっかり感のあるハンモックのような感触で疲れにくい。

ちなみにこの軽量性の秘密が独自の強靭なアルミポールにあり、他社が追随できていないポイントである。
ヘリノックスの親会社であるDAC社はアウトドアブランド向けにアルミポールを製造する会社で、モンベルやニーモなど有名ブランドの山岳用テントは必ずといって良いほどDAC社のポールを使用している。
アウトドアチェアにこの贅沢なアルミポールを使用できるのは現状ヘリノックスのみで、最高品質と呼んで間違いないと思っている。

【基本情報】
・重 量  :640g(収納袋込み)
・収納サイズ:30cm×φ11cm
・座面高さ :22cm(ローチェアに分類される)
・耐荷重  :120kg
・ポイント :安定性と軽量性のバランス

横から見た画像 ポピュラーな4本足のチェアと異なり、枠で地面を支えている
後ろから見た画像

■組立てと分解も超簡単

本当に簡単なので説明もいらないレベル。

骨組みの様子 ただはめ込んでいくだけ
撤収時はポールをバラして、シートでくるくる巻いていく
収納した様子
 左がグランドチェア、中央がミニテーブル(フィールドホッパー(SOTO))、右が比較のB6判の本

■商品紹介

2023年2月現在、amazonだと在庫ありの様子。2022年は金属資材の不足もあり欠品が続いていたので今が買いかもしれない。

一緒に使用していたミニテーブルもなかなか良い。
軽くて使いやすい。
足が自動で開く。


■その他の選択肢

・チェアゼロ(同じくヘリノックス)
 さらに軽いが、安定感は△(購入の上で体験済み)
 足が地面に刺さり、埋まっていってしまうのが難点。。。
 それを防ぐためのボールフィートというパーツが売っていますが重い。。

・moon lence ローチェア
 やや重い(910g)が、安い(約4000円)
 重量の差が大きいのでやっぱりグラウンドチェアがおすすめではある

■まとめ

以上がスタバの椅子好きの私によるアウトドアチェアの薦めでした。
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