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0983 「一票の格差」の陰に隠れる 「合区」という地方切り捨てを 今後も進めていくのか?

昨日、衆参の補選が
長崎と徳島・高知の2地区で
行われました

結果は与党の1勝1敗で
支持率続落の岸田自民党が
何とか全敗は免れた、
という感じなのですが

自分が気になったのは
この記事の一番最後の
「注目された投票率は
 高知が40.75%、徳島が23.92%と
 いずれも過去最低」
「特に徳島は高知を地盤とする
 候補者2人の対決で・・・」
というところです

この参議院の「合区」は
どう見ても「地方切り捨て」
でしかないと思います

「一票の格差」があるのは
権利が侵害されている、
と言う人は
自県で候補者すら出せない
というのは権利の侵害とは
思わないのでしょうか?

もし、沖縄県の人口が
減っていったら
鹿児島か宮崎と合区ですか?
何かおかしいと思います

政府の行う多くの政策が
「大都市中心」「東京中心」
の発想で、電気自動車推進など
その典型だと思います

「一票の格差」ばかりを
重視することによって
隣りの県を含めた「合区」等の
広すぎる選挙区ができる一方

東京などの大都会では
電車で1駅くらいの範囲で
市議会よりも狭い選挙区もできます

こんなことをしていたら
合区は増えて地方切り捨ては
どんどん進むでしょう

一票の格差をある程度解消し
なおかつ地方を切り捨てに
しないようにするには

参議院は、米国の上院が
NYなどの大都会であっても
田舎の小さな州であっても
「各州2名」であるように
各都道府県から2名に
(3年毎に1名改選)
すればいいと思います

弊害の多い小選挙区制も含め
選挙制度を見直す時期だと
自分は思っています

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