1172　衆議院補選 自民党瞬殺される　「岸田首相が島根に来るたびに票が逃げていった」のは本当か？

昨日、衆議院の補欠選挙が
長崎、島根、東京で行われ
結果は立憲民主党の３勝で
自民は不戦敗を含め全敗、
唯一の直接対決になった
島根では「瞬殺」されました

この島根の選挙において
岸田首相は３回も島根入りし
応援演説をしたようですが
幾つかのYoutubeの番組で
「岸田首相が来るたびに
　票が逃げていった」と
話していましたが
それは本当のことでしょうか？

嫌いな人をディスる方が
Youtubeの再生回数も稼げるし
ファンを獲得できるので
この手の番組の多くは
信用できないのですが
今回の島根の件は
本当だと思っています

「裏金」などの不祥事や
社会保険料や電気代の値上げ
円安による物価高など
国民の岸田内閣への不満は
高まっているので
一般の島根県民が
そっぽを向くのは
当り前のことですが

それだけでなく
島根の自民党員や関係者の
感情を考えてみれば
首相の島根入りは
決して歓迎されないと
思わざるをえません

今回の補欠選挙は
細田前衆議院議長の
死去に伴うものであり
細田さんは旧安倍派の会長です

今回の岸田首相の露骨な
「安倍派潰し」に対して
いい感情が持てるでしょうか？

更に、細田氏は一昨年から
統一教会問題でたびたび
追及されていましたが
この統一教会問題についても
岸田首相の「安倍派潰し」に
利用されたという噂があります
それが真実かどうかは
本人以外はわかりませんが
そんな噂があるということ自体
党内、特に旧安部派の人は
決して岸田首相に良い感情は
持っていないということです
極端な言い方をすれば
「親分の敵」という人です

そんな人が応援に来たら
自分ならシラケます
「島根に行かなかったら
　メディアに叩かれるので
　どうせパフォーマンスでしょ」
と思ってた人は想像以上に
多いのではないでしょうか？

そういう「人の気持ちを読む」
という力が欠けてるのが
岸田文雄という人なのです