1240　「非常事態」の今の自民党の総裁は 青山繁晴氏が適任だと思う理由④　～第一次安倍内閣の轍を踏むな～

※①～③の続き

あと、杞憂かもしれませんが
高市氏に行動をともにする
｢盟友｣がいるのかどうかです
安倍元首相にとっての
菅さんのような人です

新しい自民党総裁に
求められているのは
家作りで言えば
「地盤」安定させることです

今の状態で、家を建てたら
すぐに歪んてしまったり
倒壊するかもしれません

その地盤作りというのは
地味で面倒くさくて
危険が伴う仕事です

果たして今の高市氏に
それができるのでしょうか？
高市内閣を想像した時
どうしても第一次安倍内閣を
連想してしまいます

メディアと結託した
党内の旧守派の陰湿な抵抗に
屈しない地盤がなければ
優れた政策能力も発進力も
発揮できないまま
終わってしまいます

そして、小林鷹之氏です
自民党の若手の中では
現段階で一番の期待株です

先日成立した
経済安保法の作成も
高市氏の前任者として
小林氏が取り組んできました

再エネタスクフォースの
中国企業のロゴ問題で
河野太郎を真っ向から
批判した胆力もあります

世襲でもなく
長身でイケメンなので
「華」もあります
これは大事なことです
国際政治の舞台に出たとき
「華」があるのは大事です

国際舞台での安倍元首相は
格好良かったと思います
石破氏や茂木氏、上川氏には
「華」は全くありません
岸田首相のように外面はOKでも
中身がスカスカはＮＧですが…

このような将来の総裁候補を
大事に育ててほしいと思います
今の、地盤がぐちゃぐちゃの
自民党のトップになっても
新鮮味で選挙は勝てるでしょうが
魑魅魍魎の派閥の亡霊や
利権しか頭にない餓鬼たちに
潰されることは目に見えています

現時点での自分が考える
自民党が再生できる方法は
青山→高市→小林の３代で
「シン自由民主党」に
生まれ変わることだと思います
ここまで腐りきったものを
まともなものに立て直すのは
すぐにできるような
簡単なことではないのです