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0838 遅すぎた「バカ息子」の更迭を見て 父親としての岸田首相に「そこに愛はあるんか?」と問いたい

メディアやネット上で
バカ息子と言われていた
首相の長男である
岸田翔太郎首相秘書官が
ようやく更迭されました

この長男の秘書官起用から
更迭までの顛末を見れば
岸田文雄という人の
「リーダーとしての器量」
「父親としての甘さ」が
よくわかる気がします

この人が首相になってから
多くの大臣をクビにしましたが
ほとんどのケースが
最初は「やめさせない」と
守るような姿勢なのに
メディアや野党の追及が
激しくなってきたら
手のひら返しのように
「やめさせます」・・・

以前にも書いたのですが
これは「最悪の対処」です

その人の能力や適性を
しっかりと見極めた上で
覚悟と責任を持って
任命したというなら
とことん守り抜くのか
傷が浅いうちに自分で
クビを斬るかのどちらかが
リーダーの責務でしょう

そして、岸田首相の
致命的な欠陥は
「民衆心理を読めない」
ということだと思います

昨年の秋の「女性記者に
情報を漏洩」という段階で
長男の能力や適性は
ある程度わかったのに
訪欧時の「公用車で買物」が
報じられた際にも
「問題ない」ということで
処分はしませんでした

その一方で多くの大臣や
同性婚に対してオフレコで
自分の感想を述べただけの
有能な官僚はためらうことなく
即刻クビにしたのです

「身内だけに甘い」姿勢は
その怨嗟や批判が
首相本人ではなく
甘やかされている長男に
向くことのが民衆心理です

一部メディアの報道では
長男が「もう辞めたい」と
申し出たそうですが

能力や適性を見極めて
傷の浅いうちに更迭していたら
ここまでボロボロにならずに
すんだと思います

首相秘書官にするときに
麻生太郎元総理らの
「絶対にやめとけ」という
諫言を聞かない時点で
リーダー失格ですが

父親としても甘いだけで
結果的には子供を晒し者にして
大きな傷を残したのだから
「そこに愛はあるんか?」
と、聞いてみたいくらいです

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