0534 自滅の刃 「脱炭素」編 ~「地球に優しく」の陰で壊れていく世界~
今から2年前の10月
安倍首相が辞任され
菅内閣が成立しましたが
この時、菅首相(当時)が
「2050年に脱炭素実現」と
突然言い出したことに
大きな違和感を持ちました
そして、その直後
疑惑の米国の大統領選で
バイデン氏が当選して
「今、米国最大の課題は
気候変動」と言った時
悪い意味で「世界は変わる」
とすごく嫌な予感がしたのを
はっきりと覚えています
事実、日本では
太陽光発電神話が進み
深刻な電力不足と
電気代の値上げによって
国民を苦しめています
アメリカでは
シェールオイルの採掘を
ストップしたため
ガソリン代が高騰し
急速にインフレが進み
生活を圧迫しています
脱炭素の本家本元の
ヨーロッパでも
ドイツやイギリスの
電力不足・電気代高騰は
深刻でインフレも進み
コロナ渦と相まって
指導者の辞任も続いてます
更に言えばヨーロッパの
エネルギー事情につけ込み
ロシアが自重してた
ウクライナへの武力侵攻を
強行したとも言えます
「地球に優しく」などと言う
耳ざわりの良い言葉を信じ
世界中が熱に侵されたように
「脱炭素」「carbon neutral」に
のめりこんだ結果
世界はよくなったでしょうか?
明るく豊かになりましたか?
むしろ、逆方向に
進んでいると感じます
まさに「自滅の刃」です
そして、メディアや
コメンテーターは
グレタさんの頃から
指摘していませんが
世界中が「脱炭素」と叫び
自滅の刃を振り回す一方
「脱炭素なんて関係ない」と
欧米日などと違う道を進んだ
ロシアや中国の影響力が
大きくなっている事に
目を向けるべきと思います
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?