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1270 ネット上で増加する「エコーチェンバー」は 現実を冷静に見る目を曇らせ 必要以上の対立や分断を生む

自分はもう何年も前から
新聞もとっていないし
家にテレビも置いてません

だから、情報を得るのは
ほとんどネットが中心で
新聞やテレビがないことで
困ったことは一度もありません

しかし、ここ数年の間で
ネットユーザーが
増加するのに比例して
「エコーチェンバー」が
急増していると感じています

エコーチェンバーとは
「同様の価値観の者のみで交流し
 共感し合うことにより
 特定の意見や思想などが
 増幅されて影響力をもつ現象」
というもので

言い方を変えれば
自分と違う意見の情報は
見ない、もしくは
理解しようとしない
、と
いうことになります

一つの例が、米大統領選です
今回、バイデン大統領が
突然の撤退を表明し
カマラ・ハリス副大統領が
民主党の候補になりましたが

このことにとって
「トランプ圧勝」という状況に
変化が出てきたのですが

「トランプ大嫌い」の人は
支持率が逆転した、とか
民主党が息を吹き返したと
お祭り騒ぎですが
ハリス氏の無能さや
民主党内にも彼女を
支持しない勢力がいることに
耳を傾けようとせず
ハリス氏を持ち上げるような
ニュースやSNSしか
見ないようになります

一方「トランプ大好き」の人は
バイデン撤退によって
楽勝ムードが一気に変わり
状況によっては勝てない
可能性も出てきた、という
現実を踏まえた意見には
耳を貸さないだけでなく
攻撃的に批判します・・・・

これがエコーチェンバーです

右も左もこの傾向が
どんどん強くなっていると
自分は感じていますが
皆さんはどうでしょうか?

このエコーチェンバーは
しっかりと現実を見て
的確な判断をする力を無くし

自分の意見だけが
正しいと信じ込むため
必要以上に、対立や分断を
生み出すことになります

好き嫌いと、現実は違います
しっかりと踵に体重を残し
情報を見ていきたいと思います

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