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0541 令和の台湾危機② 今回のペロシ訪台ではっきり見えてきたこと ~岸田首相に迫られる決断~

相変わらず、日本では
「統一教会」で騒いでますが
今回のペロシ訪台について
掘り下げて解説する
地上波メディアは
ほとんどありません

ペロシ議長が台北で
蔡英文総統と会談したことは
皆、報じていますが
その時、ペロシ氏は
世界一の半導体メーカー
TSMCの劉徳音会長とも
会っています

習近平氏が権力を持つ限り
台湾侵攻は現実化します

その時、アメリカは
それを絶対に許さないでしょう
台湾人の命や人権のため、
というのは表向きで
本音は半導体の技術や生産を
中国に渡せば、それは
アメリカは不利になるからです

そうなれば
欧州で起こってる戦争同様
同盟国や周辺国も
巻き込まれるのは必然です

今回、ペロシのアジア歴訪で
もう一つはっきりしたのは
韓国は味方と考えない、
ということと思います

韓国を訪れたペロシ氏と
尹大統領は会いませんでした
信じられない話です

恐らく、その背後には
中国の存在があるのは明白です

文政権以来、アメリカは
韓国への不信感が大きく
今回の尹大統領の行動は
決定的なものになりました

東アジアで、中国だけでなく
北朝鮮や韓国も敵とすれば
アメリカにとっても
日本の軍事的協力が
欠かせないものになります

だから、今の岸田政権の
アメリカと中国の双方に
いい顔したいという路線では
日本は守れません

だから岸田さんは
本人の意思にかかわらず
決断を迫られるのですが
大丈夫でしょうか?

政治の世界では
「人事はメッセージ」です
そんな中で、目が中国に
向いている林外相を
留任させようとしている
岸田さんには不安を感じます

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